るろうに剣心の新アニメの第19話「津南と錦絵」の感想!今回は必見の新シーンあり!

るろうに剣心の新アニメ、第19話の「津南と錦絵」の感想とネタバレを書きます。

前回までは月岡津南がでてきてまして、左之助と再会して喜んでおりました。

今回はその続きで、原作とも差がありそうですので、今回もそこを記しますね。

今回のもアニメの良さが出ている追加箇所があるので、是非御覧になって下さい。

ネタバレ注意でお願いします。

るろうに剣心の第19話の感想

今回は前回の神谷道場での宴会の続きです。

この時はまだ月岡は多少楽しそうにはしていましたけどね。

左之助はこれから悪事に手を染めることになるので、みんなが寝静まった後、語りかけるように出て行ってしまいました。

  • 俺にとって赤報隊は特別なんだ。

と。

 

でも剣心だけ実は起きているんだよね!普通に目開けたし。

オープニングの歌が始まる前の時点で、そして赤報隊の2人の左之助と月岡が内務省に到着。

炸裂弾を使って内務省で騒ぎを起こし、その騒ぎに乗じて内務省に侵入していきます。

地味に門のところで炎が上がっており、警官達はそれに気を取られてますね。

警官達の注意を引き、左之助と月岡が走って内部に侵入しようとするのです。

 

この時の2人はナイスなコンビネーションでした。

あの男が登場

すると、そこにいたのが、……。

何故か剣心でした!

彼には何もかもお見通しだったようです。

左之助達の思考を先読みして、彼らより先回りして内務省の内部に侵入という神業をなしておりましたからね。

月岡が「あの男は何者か」と不思議がるのですが、それもそのはず。

剣心は人斬り抜刀齋だった男ですから、当然、彼らのような浅はかな計画などお見通しと言うことでしょう。

ちなみに前回の最後の方で宴会で剣心と月岡が会話しており、剣心のことは素顔が何なのか見えないと言っておりましたね。

剣心と対決

そして、月岡はこの計画を成功させるために躍起ですから、剣心と戦うつもり満々です。

剣心とやっても絶対に負けるからやらないほうがいいのに

しかし、月岡はこの日の明治政府の復讐のために炸裂弾を大量に用意しており、それで応戦しようとします。

ただ、剣心には無駄ですね。

導火線のみを見事に切断されてしまい、全て不発でした…。

維新志士に強い怨みを持っているのは左之助と同じですが、月岡は剣心の強さを知らないので、投げまくります。

ただ、全く効果はありませんね。

一発だけ爆発したような描写がありますが、それも無駄…。

月岡は躍起になって炸裂弾で剣心を仕留めようとしますが、もう左之助さえも月岡を止めてきました。

そして腹パン!

この一撃で月岡は気絶して一件落着。

左之助は剣心の強さをよく知っているし、そんな炸裂弾程度では剣心は倒せないと諭します。

ここで、

  • 「俺がこのままこいつに加勢していたらお前やっぱねじ伏せるか?」

と左之助が問います。

剣心はもちろん

  • 「ああ、生ぬるいなれ合いはごめんでござるからな。容赦はせんよ」

と。

 

唯一剣心が親友と言える男ですから、この扱いはさすがだと思いますね。

月岡家にて

腹パンされた月岡ですが、自宅に連れてこられて左之助がいるときに気がつきます。

全ての事情を知った月岡は、その時に感情が爆発。

何も成し遂げられないより、内務省のど真ん中で悪行を告発して切腹してやるとのこと。

明治政府のど真ん中で、月岡が「不審のし」を遂げることで、明治政府をつぶすタネになるからと言うもの。

左之助はそれを止めようとするのですが、煙幕で紛れて月岡が狂行に走ろうとします。

それで炸裂弾は全て剣心が没収…。

まあ当たり前ですよね。

月岡の行動

夜道を走り抜ける月岡は、警察に見つかりますが、それも煙幕でかわします。

そして月岡を追う左之助が追いつき、河原で月岡と言い合い。

月岡は、剣心ンの乱入のことで左之助のことを裏切り者だと言います。

 

なんというお門違いな言いがかり

そして、ついに月岡津南が左之助に怒りのツバをかけることで、左之助と月岡津南の喧嘩が勃発。

最初は小刀で戦おうとするのですが、月岡津南も性根が腐っているわけではなく、拳で戦おうとします。

子どもの時は、左之助が月岡津南に勝つような事は無かったと言いますが、今この場は…?

月岡と左之助の殴り合い

こんなの左之助が圧勝するのでは?

と思ったのですが、意外と月岡津南は抵抗してきます。

それどころか、さらに馬乗りで殴ってきます。

もちろん左之助も相手が昔の友達ですから、本気で倒そうとはしてないでしょうが、左之助は少しなぐられておりました。

しかし、左之助の大きな反撃!

愚かな行いをする月岡津南に一喝。

体調の汚名を晴らす手段は他にもあるし、告発しても十年遅いと。

そして、明治政府が腐ろうと、赤報隊がくすぶろうと新時代を作ろうとしている姿を説くのです。

  • 薫…明治の世の中に剣術を広めるために奔走
  • 弥彦…家系は元侍だがいまは見捨てられた身分で、それでも竹刀をやっている
  • 恵…汚い仕事に巻き込まれたが、立ち直って患者を診察。
  • 左之助の友達…苦しい境遇にも愚痴をこぼしたりせず懸命に生きる
  • そんな連中が一堂に会して、昨日は宴会をしたこと。

 

このシーンは結構熱かったです

そして月岡津南の行動は無駄で迷惑でしかないと説いたことで、我に返ったようで、左之助に負ぶわれて帰ることになります。

夜道での会話

夜道に2人で剣心のことや赤報隊のことを話します。

月岡は政府の手下として剣心をはじめ維新志士に恨み言を吐きます。

しかし左之助は剣心をよく知っているので弁護。

  • 「あいつは今の明治政府のあり方を快く思っちゃいねえ」

と。

今の左之助達以上に政府の薄汚い面を見てきたからこそ、赤報隊の薄汚い更衣を見過ごせないというのです。

そして相楽隊長もそんなことは望んでいないと。

政府が腐っているからと言って自分たちも腐る必要は無いとのこと。

たしかに前回のアニメで相楽大量のシーンが追加されていて、月岡に向かってそんなことを述べていましたね。勉学に励めと。

前回のようなリメイクで追加シーンがあるのは、心理描写が補足されるので、個人的にはすごくいいことだと思いました。

月岡はそれでも納得いかずに汚い手段でも何でも使えばいいと言いますが、それでは本当の偽官軍と同じですからね。

左之助は月岡より潔く、相楽隊長が笑ってくれるやり方でやらせてもらうと言って、月岡のもとを去るのです。

赤報隊の回想シーン

左之助が月岡の魚を食べたとかの理由で、月岡と左之助が喧嘩してますね(笑)。

他の大人のメンバーが応援する中、なんと月岡が勝ってしまいます。

そこを相楽隊長が褒めていたのが印象的です。

  • よくやったな、お前はお前のやり方で戦え

とのこと。

月岡は自分のやり方で戦うことに思うところがあったのか、改心した様子でした。

月岡のその後

月岡はその後、一応絵師を少し続けていたようですが、相楽隊長の最後の一枚を書いた後、引退するようです。

で、その最後の錦絵というのが相楽隊長が目をつぶってニコっとなっている絵でした。

そして、絵草紙新聞をするという話になるのです。

 

原作では、その仕事を通じて明治政府の悪行を正すなど言っているようですね

 

第19話の原作漫画との対応話数

今回の新アニメ19話は、原作漫画でいうと、第四十四幕のみに対応しております。

タイトルで言うと「番外編 左之助と錦絵(後編)」です。

今回の話は原作の単行本でいうと、ちょうど六巻の最後ですね。

第19話の原作漫画との違い

今回もいくつか変更点は、何といっても月岡と左之助の殴り合いシーンの追加です。

 

河原での会話などでは、かなり心理描写が追加されており、かなりの良リメイクだと思いました!

そして、最後のシーンの追加。志々雄一派の名前がこの時点出ており、今回の月岡の事件が志々雄一派の仕業ではないかとのこと。

さらに大久保利通も登場。

 

るろうに剣心第19話のまとめと次回の予想

今回は月岡が登場し、さらに内務省をつぶそうとした赤報隊絡みの2人の回でしたね。

次回は20話「明治剣客浪漫譚 第零幕 前編」です。

 

原作通りの話で行くと、京都編に突入する頃ですが、この話は違う路線をたどるのかも?

 

お楽しみに。

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