るろうに剣心に出てくる、縁（えにし）の最後についてこの記事で紹介します。
縁と言えば、剣心のことを逆恨みし、六人の同志を集めて、復讐しようとしていました。
「縁（えにし）ってターミネーターのような恐ろしさがあったよね。」
この記事では、そもそも縁（えにし）がどういうキャラかを紹介し、そして北海道編で再登場するかも考察したいと思いますのでぜひご参考になって下さい。
ネタバレがあるので注意してください。
るろうに剣心に興味がある人、北海道編に再登場するか気になる人に役立ちます。
るろうに剣心の縁（えにし）の最後は？
さて、縁（えにし）の最後ですが、結論から言うと、剣心との戦いに負け（正確には途中で戦意を喪失し）、その後、姉の巴の日記を手にし、落人群に腰を下ろします。
落人群とは、明治時代になってもうまく時代の流れに乗れず、働きもしない人が身を寄せる最後の場所です。
偶然にも、そこにいたオイボレというじいさんが、巴と縁の父親であることも気づかずに、縁（えにし）がオイボレの横に座ったシーンが描かれていました。
剣心も一度薫を縁（えにし）によって手にかけられたと思ったときに、一度やってきたことがある場所です。
縁（えにし）とはどのような人物か？
さて、雪代縁はそもそもどのような人物なのでしょうか？
性格は一見、眼鏡をかけて知的で冷静な青年を装っていますが、執念深く非常に残忍。
なぜ縁（えにし）は、剣心にこだわるのでしょうか？
ワイの世代的にはTRIGANのヴァッシュ・ザ・スタンピードか、るろうに剣心の雪代縁なんだよなぁ…🫠🫠 https://t.co/PPUrsNUjX3 pic.twitter.com/ZAMvbxFEBs
— diff (@diff) May 27, 2023
一言で言うと、雪代縁（えにし）は、剣心の元妻である雪代巴の弟で、過去に雪代巴が剣心の手によって偶然命を落としたことをずっと恨んでいたのです。
巴は事故で亡くなったとはいえ、縁（えにし）にとっては姉の命を奪ったのは剣心ですからね。
そのことを14年以上ずっと覚えていて、大陸に渡って倭刀術を習得し、さらにマフィアの幹部にまで上り詰めたのです。
その後、六人の同士を集めて、剣心と関係した人々を全て倒そうとしていました。
全ては剣心に復讐するために…。
その強さは圧倒的で、志々雄を倒した後の剣心を一度は下しかけ、薫の命を奪った（と見せかけた）わけです。
そのことで剣心に大きなショックを与えました。
彼の執念はそれほどまでに強烈でした。
その後紆余曲折あって、再起できた剣心によって、縁（えにし）のアジトのある小島で、島の海岸で対決し、今度は倒されるわけです。
一度は負けてしまうので、縁（えにし）とは志々雄とは違う苦戦を強いられました。
その縁（えにし）の姿はまさに執念。
もう一度対峙したら、恐ろしい敵であると言えます。
るろうに剣心の北海道編で縁（えにし）は再登場するのか。
では、ここで再登場するかどうかを考察したいと思います。
るろうに剣心の北海道編では、過去キャラが多数登場していますね。
十本刀の宗次郎、安慈、張、鎌足、蝙也。
完全な味方とは言い切れませんが、武田観柳まで登場し、敵の一人の劍客兵器を下しました。
変わったところでは、回想シーンでかつての宿敵、志々雄が出てきていました。
とワクワクしたのを覚えております。
で、義理の弟、縁（えにし）も登場したら、さらに面白くなりそうですよね。
しかし、残念ながら、縁（えにし）は再登場が少し考えにくいです。
なぜか？
簡単に言うと二つあり、現時点で既にキャラが出過ぎで、味方陣営は北海道三人組＋オールスター。
さらに、京都方面に蒼紫と比古師匠がいます。
前者は身内の不祥事の処理で、後者は長期行方不明とのことでしたが、後ろ姿だけは描かれていました。
これは明らかに再登場の伏線だと思います。
他に、東京に弥彦がいるため、彼の再登場の可能性もゼロでは無いと思います。
このように味方陣営は、「オールスター＋α状態」なのです。
よってこれ以上、縁（えにし）を出すと収拾が付きにくくなるからという理由が考えられます。
それともう一つ、こちらの方が理由として大きいと思うのですが、縁（えにし）は出る動機が特に見当たらないからです。
縁（えにし）は最後、全てをやり尽くし、力尽きた感じで、落人群に腰を下ろしました。
最後、改心して何かの目的に目覚めた様子もなかったし、一味も壊滅。
剣心とのわだかまりが解けたとも思えませんから、味方になるとは思いにくいです。
さらに、敵として再登場するとしても、また剣心に復讐するという目的では、人誅編と何ら変わり在りませんからね。
それに対して、宗次郎は本当の答えを探していましたし、安慈は左之助との戦いに負けた後は、もとの優しい和尚に戻って、罪を償っていました。
言い換えると、再登場の動機があるのです。
また、残りの張、鎌足、蝙也は恩赦されていましたし、志々雄がいたから突っ張っていた感があり、剣心に私怨もなく、根っからの悪では無いと思います。
そんな彼らは、キャラとしては使いやすいでしょうね。
だから、十本刀には、出る動機があるorキャラとして使いやすいから再登場したといえます。
彼らと比べるとどうしても縁（えにし）は再登場させにくいと思えますね。
ちなみに武田観柳も最後改心した様子もなく捕まった後再登場しましたが、剣心と縁や志々雄ほどの大きな対決をしたわけでもないので、キャラとして使いやすいと言えます。
観柳は作者のお気に入りでもありそうですからね。
まとめ るろうに剣心の縁の最後と再登場の可能性。
この記事では、るろうに剣心の縁（えにし）について紹介しました。
- 縁（えにし）は、最後、剣心に倒されて落人群に落ち着いた。横にいたのはオイボレという彼の実父。
- 北海道編では、キャラが多すぎるのと、縁（えにし）自身がキャラ的に使いにくいので、再登場は薄そう。
ということでした。
もちろん、大どんでん返しで、縁（えにし）が出てくる可能性もあるので、今後の動向に注意していきたいところです。
コメント