この記事では、ドラゴン桜2005年版の東大合格者を紹介します。
ドラゴン桜とは、ご存知、受験生達が東大を目指す作品ですが、
「結局落ちる人もいるんだろうな~」
と思う一方で
「誰が最後に東大合格をつかむんだろう」
と何度も思いました。
そこで、この記事では、ドラゴン桜の2005年版の1期の合格者をリストにし、さらに、それぞれの性格や、合格に直結する勉強に対する姿勢も述べます。
ぜひ御覧いただき、ドラゴン桜の世界を深く楽しんでくださいね。
ドラゴン桜の合格者!2005年に合格をつかんだ受験生たち。
では最初に、誰が東大に合格したのかを見ていきましょう。
それは次の3人です。
- 矢島勇介(やじま ゆうすけ) 東大理科一類
- 奥野一郎(おくの いちろう) 東大理科一類
- 香坂よしの(こうさか よしの)東大理科一類
彼ら3人は、見事、東大理科一類に合格するという結果でした。
ではそれぞれ、彼らの性格を見ていきましょう。
ドラゴン桜の合格者 矢島勇介の場合
ドラゴン桜の2005年板に出ていた矢島は、短期で粗野な性格の生徒でした。
見た目は完全にヤンキーのようで、
「本当に東大に受かるのかよ~」という印象でした。
彼女がいて、受験勉強中に恋愛すると落ちやすいというジンクス(?)まで負っていました。
また矢島は結構苦労していて、鉄工所を営んでいた父が借金を作って失踪。
そして母親と2人暮らし。
受験生としてはなかなかのハンデですよね。
しかし、桜木が代わりに出資という名目で、なんと300万を返してくれたのです!
矢島は、その桜木に恩義を感じて勉強するのですから、動機としては充分ですね。
彼は最初は国語の芥山先生にも
「(矢島が考えることを放棄したので)だから君はバカなのです!」
と呆れられる生徒でしたが、何と理科一類に合格という結果を得ました。
彼の場合、先に述べた桜木への恩義の他、性格的に良くも悪くも正直者で負けず嫌いなので、本来持っていた彼のポテンシャルを発揮でき、合格したのでは無いでしょうか。
このように、動機が充分で、性格が義理堅く、素直。
これが彼の最大の勝因だったと思われます。
ドラゴン桜の合格者 奥野一郎の場合
さて、次にドラゴン桜2005年版の合格者、奥野の場合は、何と言ってもやはりまじめである事が大きいですね。
お世辞でも大人しいとは言えない(?)龍山高校の生徒の中では、奥野は比較的まともな性格の生徒で、まじめに授業を受けてましたし、宿題も出していました。
単純にまじめな生徒は伸びますよね。
模試で他の受験生がE判定の中、D判定を取れています。
これだけでもアドバンテージです。
E判定の中でも、本当のボトムの方はとんでもない最下層もいますが、そんな人々と、D判定を取れた奥野とでは意味が違いますからね。
さらに奥野は、双子の弟がおり、弟は奥野が通う高校の近くの進学校に通っています。
その弟が性格最悪!
兄弟なのに兄である奥野をバカにしてきます。
さらに東大入試当日に、腐ったサンドイッチを差し入れし、奥野に食わすことで妨害してきたのです!
そんな中、奥野は腹痛というハンデを負って受験しました。
「普通、そんなことする~(怒)?」
と思いましたが、そんな中でも奥野は東大理科一類合格という結果を勝ち取ったのです。
奥野は、普段から自分を馬鹿にする弟に負けるまいと東大受験をスタートしたのですが、個人的にこういう動機はアリだと思います。
「あいつを見返したい!」という気持ちが、何か行動するときの強いエネルギーになりますからね。
このように、奥野の場合は、性格がまじめなので先生の指導をそのまま実践した。
さらに馬鹿にしてくる弟を見返すという外的な動機付けが充分あった。
以上のことが奥野の勝因となったと言えるでしょう。
ドラゴン桜の合格者 香坂よしのの場合
さて、ドラゴン桜2005年版の香坂ですが、彼女も東大理解一類の結果を手にします。
香坂はもともとは矢島の彼女的ポジションで、矢島と一緒にいたいという理由で東大受験を決意します。
これだけ見ると、
「矢島さえいれば、行き先は東大でなくてもいいということだから、挫折するんじゃ無いの?」
と思われるかも知れません。
しかし、逆に言うと、東大に合格すれば、矢島が進学すれば進学すればいいし、落ちても進学しなければ一緒にいられます。
それに「好きな人を失いたくない」という気持ちは、かなり強いエネルギーを得られます。
私も大学4回生の時、当時好きだった同級生の女性Iさんが大学院に進学するというのを聞き、私も受験勉強を始めて、大学院に進学した過去があります(笑)。
このとき、
「私が落ちては、Iさんと一緒にいられれない」
という一心で、死ぬ気で勉強したのを覚えています。
東大受験を始めた香坂は、大学院の入試の勉強をしていたときの私と同じ気持ちだったのでは無いでしょうか。
月並みな言葉ですが、「愛の力は偉大」と言うことです。
また香坂は、勉強をしていく内に、以下のようなことを思い始めます。
「もっと色んな事を学びたい」
これは変わった瞬間ですね。
こうなったら儲けもの、勉強が好きになった証拠です!
「好きこそものの上手なれ」と言いますが、本来は苦痛とする人が多い勉強が好きになり、楽しくなれば自発的に学べます。
これは大きいアドバンテージですよ。
その証拠に、矢島が東大理科一類合格という結果を得て蹴ったのに、香坂は東大理科一類に進学しました。
この結果は、矢島を好きになっていたからこそ得た未来です。
香坂が矢島に恋していたのは彼女にとってプラスだったと言えるでしょう。
このように、香坂は「矢島と一緒にいたい」という強い愛の動機があり、勉強をやっていく内に勉強が好きになったという受験生にとって最強の特性を得られました。
つまり、東大合格も当然の結果だと言えます。
ドラゴン桜の合格者まとめ 2005年版の3人の共通点
では、最後に、ドラゴン桜の合格者と、2005年版の3人の勝因をまとめます。
合格者は、6人の受験生の内、
- 矢島勇介(やじま ゆうすけ) 東大理科一類
- 奥野一郎(おくの いちろう) 東大理科一類
- 香坂よしの(こうさか よしの)東大理科一類
でした。
彼らの共通点としては次の2点。
- 1 勉強する強い動機がある。
- 2 性格や性質的に勉強内容を吸収しやすいものを内に持っている。
1ですが、直接の理由はそれぞれ「桜木への恩義、弟を見返す、矢島への愛」と、それぞれ違いますが、3人とも勉強して東大に受かりたいという強い動機があります。
これが何よりの原動力なのです。
落ちてしまった3人、水野直美、緒方英喜、小林麻紀は、勉強に集中できなかった時があり、さらに動機も合格者3人ほど強くないですからね。
そして2について、矢島、奥野、香坂は「負けず嫌いで素直、まじめ、勉強が好き」という勉強内容を吸収しやすい、東大受験には有利すぎる素地があります。
こう考えると、ドラゴン桜2005年版の合格者3人は、よく考えられているキャラクターだと感じられます。
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