るろうに剣心の戌亥番神の強さについて、この記事で、解析したいと思います。
一般的に、私の友人でも戌亥番神は「六人の同志」の中では弱いという声が多いです。
果たして本当に彼は弱いのでしょうか?
この記事で、戌亥番神の描写から戦闘力や内面を分析し、結論を出したいと思いますので、ぜひ参考になさって下さい。
るろうに剣心の戌亥番神は弱いのか?
るろうに剣心の敵役、戌亥番神の強さですが、最初に結論から言うと、ハッキリ言って弱いと思います。
戌亥番神と言えば、雪代縁の「六人の同志」の一人として活躍しました。
るろ剣の戌亥番神みたいな感じ。
#巨腕は健康に良い pic.twitter.com/M2AFfbgMKA— レッドマン (@I6BD7FUMLMJIWQ2) October 11, 2021
最初は前哨戦として前川道場を襲っており、そこを守りに来た左之助を圧倒し、一見強そうに見えます。
このときは逃げましたが、後に気球から神谷道場を襲いに来たとき、左之助と再登場し、そこで本当に負けてしまいます。
一般的な意見として、わりと「弱い」という声を良く聞く人物です。
私も「弱い」と断言する理由はいくつかありますが、戦闘力の考察を含めて、以下でその理由を紹介しますね。
るろうに剣心の戌亥番神の戦闘力考察1
まず、戌亥番神は左之助を圧倒しますが、どれも決め手になっておらず、仕留め切れておりません。
詰めが甘いというか、単純に腕力が不足しているというか。
これが戌亥番神が弱いと人々に思わせる理由の一つだと思われます。
しかもこのときは左之助は志々雄一派戦でのダメージが治りきっていないにも関わらずです。
特に右手の傷は致命的で、二重の極みをろくに出せない状態でした。
なので、戌亥番神は相手がいわばハンデを負った状態で戦っているのに、仕留められていないのは詰めが甘いと言わざるを得ないです。
左之助も左之助で防御の訓練をしないのですが、戌亥番神も攻撃の訓練をしていないと思われます。
前者が天成の打たれ強さにうぬぼれていると斎藤に評されておりましたが、言葉を借りると戌亥番神は天性の攻撃力にうぬぼれて、それ以上鍛えていないのでしょう。
とはいえ、戌亥番神は弱いだけのザコではなく、負傷していたとはいえ左之助はそれなりに苦戦しておりました。
ただし、彼の持つガントレット、鉄甲がありきの戦いでした。
手甲かぁ
戌亥番神ごっこしたいな(´ ゚ω゚`) pic.twitter.com/LnJKDbwDS5— かみる【🐙🤍】モンハン勢@PVEマルチ大好きプレイヤー@空気を読まない (@kamiru666) September 26, 2020
確かに鉄甲は強力で、左之助の拳も鈍らせて威力も半減させると思いますが、最後頭突きにやられている辺り、防御面も不安があります。
攻撃もかなり鉄甲に頼っていて、一度斬馬刀を左之助が持ち出したときも鉄甲を使って再度破壊しておりましたからね。
本当のところ、鉄甲を使って仕留められていない彼の素の腕力はそんなに強くないと思います。
るろうに剣心の戌亥番神の弱点2つとは?
ここで、上記を踏まえて戌亥番神の弱点を2つ紹介します。
確かに外面的には、上記の戦闘力的にも疑問がありますが、それ以上に戌亥番神の内的な部分に問題があります。
それは何か?
- 1つ目、強さを求めている割に経験不足なこと。
- そして2つ目、こだわりの強い性格です。
まず1つ目の経験不足について。
相棒的存在(?)の乙和と違って、弱い者だけを狙っていたわけではなく、自分より格上だと思われる剣心とも戦いたがっていたので、強さを求める気持ちはありました。
乙和と違って、この点だけは評価できるでしょう。
しかし、経験が不足していると思われます。
戌亥番神の描写を見る限り、負けた経験、つまり自分より強い者と戦って負けた経験がほとんどないのではないでしょうか?
もし負けていたら、作中で彼に勝った左之助がやったように、ガントレット「無敵鉄甲」を付けていることを指摘されるはずで、それに頼っている戦いをする辺りがそれを示唆しています。
少なくとも、パンチ一撃で左之助の肋骨を折る志々雄ほどの腕力はありませんね。
強さを求める気持ちはあるので、「新無敵鉄甲」を付けてパワーアップしたつもりでいましたし、もう少し素の腕力を鍛えたら充分に勝てる戦いだったと思われます。
2つめはこだわりの強い性格で、なんと左之助を相手に「新無敵鉄甲VS二重の極み」をあえてやらせました。
ハッキリ言って、これは無謀の極みだわ…
新無敵鉄甲が勝てば、戌亥番神の納得のいく勝利を手にできたのですが、結果は惨敗。
そもそも二重の極みは、いかなるものを破壊する奥義なので、鉄甲程度では防げないでしょう。
この勝負にこだわらなければ勝てる可能性がありました。
それをできなかったのは、彼の「完全につぶして決着を付けたい」こだわりの強い性格が原因です。
左之助もぼろぼろで、万全に戦える状態ではなかったですからね。
言い換えると、ボロボロ状態の左之助の二重の極みに負けているんだから、万全の左之助だったら楽勝される可能性が高いと言うことです。
よって、戌亥番神は作中の活躍に反して、本当はかなり弱いと考えるのが妥当だと思いますね。
るろうに剣心最終章実写化するみたいなんだけど
原作だとここで出てくるはずなのになぜかキャラ大改変の上前倒しで最初に出演させた戌亥番神(演:須藤元気)はどうなるんだろう pic.twitter.com/pwJIDUpwJD— れいん坊⭕ホルガ帰省中 (@lainbow_) April 12, 2019
るろうに剣心 戌亥番神の戦闘力まとめ
では、最後に戌亥番神の戦闘力についてまとめたいと思います。
- 戌亥番神は「六人の同志」の中ではかなり弱いと思われる。
- 戦闘力的には、左之助を圧倒するが、どれも決め手になっておらず、仕留め切れていない
- 攻撃面も防御面も、戦い方が鉄甲ありきになっている
- 内面的な弱点1 強さを求めているが、経験不足だと思われる。
- 内面的な弱点2、こだわりの強い性格。左之助の二重の極みを誘発し、結局敗北する。
以上全てをまとめると、やはり戌亥番神は弱いと思われます。
あなたもよろしければ、戌亥番神の戦闘描写を一度御覧になってみて下さい。
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