るろうに剣心の蒼紫は死亡したのか?ストーリーや物語の理念から考察!

るろうに剣心の蒼紫が死亡したのか、実写映画でのストーリーをふまえて解説したいと思います。

蒼紫はるろうに剣心の映画、「京都大火編」、「伝説の最期編」、「The Final」で登場しますが、多くのシーンで原作からのストーリーや改変がありました。

それは蒼紫も例外ではありません。

結構賛否両論有るようですが(否が多い?)、るろうに剣心の映画での蒼紫の行方を紹介したいと思います。

また蒼紫の実際の映画「The Final」での活躍を紹介し、北海道編での出番も考察しますので、是非ご参考になって下さい。

るろうに剣心の蒼紫は死亡したか。

結論から述べると、るろうに剣心の映画「The Final」の蒼紫は中盤で退場はしますが、死亡したわけではないと思われます。

実写映画では確かに細かいストーリーの相違があります。

実際に十本刀の一人、刀狩りの張は亡くなっておりますね。

しかし、蒼紫は亡くなってないと思うのです。

なぜか。

少しキャラが変わっているものの、映画でも蒼紫の根は善人だと思います。

後述しますが、The Finalの映画で町や老人を救おうとしている姿からも読み取れます。

原作漫画(単行本)での作者の和月氏のコメントでもありましたが、おそらく少年誌の漫画の結末はハッピーエンドであるべきだと考えていることが読み取れます。

つまり、最後は視聴者が悲しむような展開を避けたいという理念を持っているということ。

その証拠に、人誅編の途中、薫は最後は復活を果たしました。

それは薫が亡くなったままだと、心からのハッピーエンドはあり得ないからです。

その薫の件と同様に、蒼紫が亡くなってしまうと、操の中ではハッピーエンドにならず、わだかまりが残ると思います。

よって、蒼紫は生きていると考えるのが筋でしょうね。

→映画の蒼紫についての記事はこちら

蒼紫のThe Finalでの活躍

実のところ、映画の蒼紫は人誅編ではあまり出てきません。

出てくるのは出てくるのですが、映画の中盤で鯨波の大砲によって町に被害が広まり、その中で雪代縁の一部が襲ってくるのでその鎮圧に当たりました。

八つ目無名異や黒ずきんの連中と戦いますが、八つ目無名異のとどめをさすには至らず逃げられます。

さらに、その途中で鯨波の新たな砲撃により、老人をかばってがれきの下敷きになり負傷してしまいます。

それで終わりで後の出番は無し。

実際にチャンバラの戦闘シーンでは、原作の人誅編で蒼紫が倒すべき外印が「るろうに剣心」映画の1作目で退場していなくなったので、その出番は大幅に減少。

町中で八つ目無名異と戦っていたのに、最後は操が出てきて八つ目無名異と戦う始末です。

蒼紫も少しは戦闘して欲しかったな…と思わざるを得ないシーン。

で、なんと操が縁の仲間の八つ目無名異(むみょうい)と戦い、回転剣舞六連を放っておりました!


よく見ないと分からないと思いきや、DVDについている音声ガイドで回転剣舞六連と言ってくれておりました。

回転剣舞六連とは、原作での蒼紫の大技ですが、操が習得していたのは驚きでした。

で、蒼紫に話を戻すと、がれきの下敷きで負傷したくらいで蒼紫が亡くなるとは思えないし、実際は生きていると思われるというわけです。

そもそも和月氏の理念からも、「いいやつ」になった蒼紫は生かしておくと思いますね。

るろうに剣心の張は死亡したか。

それに対して映画の張の場合は、はっきりと死亡したと思われます。

DVDに付いている映画の音声ガイドでも「い体」と発音しておりましたから明らかです。

志々雄が居なくなった後斎藤一付きの警察の一味になったと思いきや、黒星にも内通する裏切りキャラになっております。

志々雄にも忠誠を誓っているわけではないような、腹黒いキャラでした。

映画の張は、危険な男というか、どことなく憎たらしかったよね?

それに対して、原作の張では悪人ではあるものの、志々雄亡き後のショックを受ける鎌足の身を案じたり、斎藤一の安否を剣心達に伝えないことを気にしたりしておりました。

つまり原作の張は意外と義理人情を重んじる憎めないキャラだったので、最後まで生きていられたのだと思います。

よって、映画の張は最後は始末されても仕方ないでしょうね(笑)。

 

るろうに剣心の蒼紫の北海道編での行方【考察】

では、最後に、現在連載中のるろうに剣心の北海道編での蒼紫がどうなるか考察したいと思います。

結論から言うと、絶対に最後まで生きていると思いますが出番は多くないでしょうね。

それは原作や映画で薫が最後生きていたのと同じ理屈です。

それと、蒼紫は原作での京都編の剣心との再戦で、お頭だった頃の本来の自分を取り戻しており、映画のようにただ単に剣心を付け狙うなど、迷走しておりません。

そして、原作の人誅編では剣心不在の中、弥彦達をリードしてくれました。

彼の活躍無しには、この物語が終わっていた可能性があることも確かです。

そんないいキャラを最後に退場させるのは考えにくいと思いますね。

ただ、蒼紫の出番自体は、残念ながら多くはないと思われます。

それはなぜか。

そもそも北海道編は味方も敵もキャラが多すぎて、蒼紫自身が出る紙面が物理的にあまりないからです。

これが最大の原因。

さらに蒼紫自身も身内の不祥事で別任務についていると翁から連絡されたのも有り、すぐには現れませんね…。

う~ん、北海道編では蒼紫は少し脇役っぽいのかも…。そもそも弥彦さえほとんど出てこられてないし、厳しい…。

ただ、後ろ姿が描かれているので、作者のこれまでの性格上、蒼紫ほどのキャラが出番が全くないということもないでしょう。

だから、蒼紫は何か彼しか出来ないことを成し遂げる形で出番はあるとは思います。

→北海道編についての記事はこちら。

るろうに剣心の蒼紫の死亡についてまとめ

最後にるろうに剣心の映画の蒼紫の行方についてまとめます。

  • 蒼紫は実写映画では、途中退場するが、死亡はしていないと思われる。
  • 実際の出番は中盤で少し八つ目無名異や黒ずきんと戦闘するが、その後に鯨波の砲撃の被害に遭いそうになった老人をかばって、がれきの下敷きに有り負傷。
  • 八つ目無名異とは操が戦って、回転剣舞六連まで披露する。
  • 張は意外と人情家だった原作と異なり、裏切りキャラにという救えない悪人になったため死亡する。

以上、るろうに剣心の映画の蒼紫の死亡について述べました。

ストーリーが原作と異なるところが有り、ひと味違う剣心の世界を楽しめるので一度御覧下さいませ。

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