るろうに剣心の新アニメ、第16話の「理想の男」の感想を今回は記したいと思います。
前回から雷十太という大男が出てきております。
この男、一応少しの実力はあるようですがどうもうさんくさいです。
毎回マンガと微妙に違いがありますので、そこも併記しますね。
改変されている箇所も記載しますのでご参考になさって下さい。
ネタバレ注意でお願いします。
るろうに剣心の第16話の感想
今回は、前回から出てきた雷十太という剣客絡みの話になります。
雷十太は腕は強そうな大男ですが、どうにもうさんくさく、剣心とは仲が悪そうです。
令和版るろ剣の雷十太先生のよく見る例のセリフ、「”日本”剣術の行く末を真に憂う」の「”日本”」が抜けてるんだな。
·····やっぱ原作の雷十太先生の圧すごい。#るろうに剣心 pic.twitter.com/RumMYvVXIq
— 綾【ゼロ速】 (@saebaaya753) October 12, 2023
まあこんなむさ苦しいおっさん、頭固そうですし
ただ、マンガの方が圧が強そうに見えますね。
で、前回の最後に「今から貴様は敵だ」というセリフで終わったとおり、やはりこの2人の対決は避けられそうにありません。
2人が塚山家の橋の上で対峙し、今にも斬りかかりそうな雷十太。
一撃目は雷十太の方から仕掛けるのですが、さすが剣心。
単なる振り下ろし程度では全然効きはしません。
そして雷十太の激しい剣劇で、橋の上まで破壊!
で、その様子を見ていた由太郎も驚いておりました。
ここまで激しい展開になるとは少し思わなかったです。
で、その場に塚山家の主人たちや薫達3人という野次馬が出てきたので、雷十太は勝負を預けようと言います。
由太郎との絡みが進む
で、猿ぐつわを付けられて、前回の最後に木に縄で縛られた由太郎が怒って登場。
そして左之助に頭ぽんぽんされて、なだめられます。
由太郎君って見た目二枚目ですが、結構コミカルなんですよね
で、弥彦も由太郎の態度に気に入らないところがあったようで、1人で神谷道場へ来いと啖呵を切ります。
つまり、竹刀で戦いに来いと言うこと。
で、由太郎は生意気盛りの少年ではありますが、弥彦よりも素直なところがあり、本当に翌朝早くに弥彦と対決しに道場にやってきます。
あまりに朝早かったので、薫や弥彦も呆れておりましたけどね(笑)
薫も低血圧とマンガで書いてあり、元気無さそうです。
で、実際に弥彦と闘おうとするのですが、竹刀の持ち方が違います。
- 「真剣で戦っているから、竹刀の持ち方など知らない」
といっていますが、真剣としないの持ち方は同じです。
で、由太郎は口ばかりで本当は剣術などしたことないんじゃないかと弥彦に指摘される始末。
で、図星のようです。ちなみにこのシーンは早朝の決闘ですが、結構珍しいですね。
由太郎は弥彦と違って素直さはあるのですが。見栄っ張りなところもあるみたいですね(笑)。
これは、少年故の見栄のようです。
雷十太は稽古も付けてくれないようで、薫に教えてもらっている始末。
まあ、これでは弥彦に勝てないですね(笑)。
朝の寝覚めを襲いに来たのも由太郎の作戦だったのでしょうか。
で、実際に周りが朝日で明るくなるまで神谷道場で竹刀の剣術の練習をする由太郎。
そこそこ素質があるようで、実際に薫に褒められておりました。
これは薫のお世辞ではなく、後に分かりますが、実際にメンタル的にも根性もありますし、弥彦に斬りかかってダメージを負わせてもいます。
由太郎のコンプレックス
そこで剣心が休憩と称しておむすびを作ってくるのですが、しぶしぶ由太郎も食べております。
なぜ由太郎が剣術をするのか剣心に語るのです。
彼曰く、父親は士族の誇りを捨てて商人となってぺこぺこしているのが気に入らず、強くなって士族生き方を見せつけてやるとのこと。
ただ、稽古も付けてもらえてないようなので、なんと薫が神谷道場に勧誘します。
- 「見返す」とか「叩きつける」とかって気持ちは置いといて、まず剣術をやりたいって気持ちだけで稽古を付けてみて。弥彦と2人で競い合えばきっと強くなれるわ。
由太郎もその言葉に感じるところがあったようですね。
由太郎の腕前
雷十太の舎弟の襲撃から十日経つのですが、あれから一切何の音沙汰もないようです。
由太郎は何だかんだで結構定着しているようで、それはいいのですが、喧嘩は絶えません(笑)
で、門下生にはなっていないくせに稽古に来る由太郎が弥彦は気に入らないようですね。
由太郎曰く、剣心のことについて探りを入れに来ているようです。
しかし、剣心は家事手伝いばかりしており、参考になっているのかは分かりません(笑)
薫も薫で由太郎のことは気に入っているようで、しっかり稽古を付けており、弥彦に打たれ役を頼む始末。
弥彦はむかついておりましたが(笑)渋々承諾し、由太郎は面を打ち込むのですが、剣心が感心するほどの剣才のようです。
ただ、案の定何回も打たれていると弥彦が怒って喧嘩になります。
この二人の喧嘩は、まさに子ども同士の喧嘩で、左之助と恵のような愛憎混じりの喧嘩とは違うので、見ていて面白いですね(笑)。
赤べこでのやりとり
その後は、由太郎を交えて剣術の後の腹ごしらえのようです。
ただ、弥彦は店員として働いているので、由太郎にからかわれておりますけどね(笑)
燕も登場して、弥彦の友達の由太郎について尋ねてきます。
弥彦はもう否定しますけどね(笑)。
で、薫も神谷道場の入門を正式に由太郎に尋ねます。
しかし語り出す由太郎。
竹刀剣術は楽しかったし、剣心や薫には好感を持っていると言いますが(左之助は否定(笑))、強くなるのは雷十太の元がイイと述べます。
左之助については、旧アニメではそこそこ親しく思っているのでここは旧アニメから変わっていますね。
雷十太と由太郎の出会いですが、林道を抜けて屋敷に帰っているときに凶賊に襲われたとのこと。
そこで、父親は土下座して凶賊に命は見逃して欲しいとお願いする一方で、そこに現れた雷十太が快刀乱麻で凶賊達を退治してくれたとのこと。
由太郎はすっかりその姿に惚れてしまったようですね。
実際に林道を通って屋敷に帰ろうとする一行。
剣心に、雷十太と闘うときは正々堂々真っ向勝負で頼むぜと頼むのですが…。
雷十太の正体
夜道で背後からの不意打ちです。
威力はあるのですが、左之助の斬馬刀と同じで、当たりません。
このことは左之助が自分で説明しております。
そして砂による目つぶしまで使ってきます。
もはや唯の卑怯なおっさんやん。
纏飯綱で仕留められそうにないので、飛び飯綱で仕掛けてきました。
この技はかまいたちを飛ばす技で、剣心にそれを避けられたことにより、由太郎の腕に命中してしまいました。
この時に雷十太のおっさんは、剣心の怒りを買ってしまうのです。
由太郎は恵の元に送られるのですが、神経がバッサリ切断されたようで、二度と剣術をやれないとのこと。
微妙に原作と違うところ
今回の新アニメの16話目の原作と違うところは、まず雷十太と剣心の塚山邸での戦いが激しくなっているところです。
前述しましたが橋を破壊するシーンが追加されており、原作での一撃だけのシーンより迫力がありますね。
そしてこの時に飯綱の名前を披露しておりました。
雷十太、この時に技の名前を出していて大丈夫でしょうかね?
そして、由太郎の口調が弥彦には同じですが、剣心に対しては丁寧語になっております。
原作より、ややお坊ちゃん色が強く出ておりますね。
旧アニメの時は、ワンピースのルフィと同じ田中真弓氏が演じていたのですが、その時の方が悪ガキ色が強くなっておりましたね。
さらに雷十太に由太郎が神谷道場の入門をお願いして居るシーンの追加。
「敵を知り己を知らば百戦危うからず」という言葉で、雷十太が認めているシーンもありましたからね。原作より腹黒いのかな(笑)
さらに、弥彦が燕を少しビビらせたときに、燕に対して由太郎がハンカチを差し出しております。
原作では無かったのですが、恋のライバル色も出ておりますね。
逆に削除されたシーンもあり、それは、神谷道場へ揃いの編み笠を被った四人組が強襲してくること。
原作では剣心を仲間に引き入れるために、雷十太の真古流の一派が夜襲してきます。
このシーンはまるまるカットされておりました。
第16話の原作漫画との対応話数
今回の新アニメ16話は、原作漫画でいうと、第三十八幕~第四十一幕に対応しております。
タイトルで言うと「由太郎の腕前」「衝突」「理想の男」「もう一つの秘剣」です。
今回の話は原作の単行本でいうと、ちょうど五巻の最後から六巻の最初ですね。
るろうに剣心第16話のまとめと次回の予想
今回は雷十太が本性を現し他界でしたね。
次回は「決着」です。
雷十太に天誅が下されることでしょう。
お楽しみに。
コメント