るろうに剣心の新アニメ20話「明治剣客浪漫譚 第零幕 前編」感想!改編シーン多数!

るろうに剣心の新アニメ、第20話の「明治剣客浪漫譚 第零幕 前編」の感想とネタバレを書きます。

前回までは月岡津南がでてきてまして、左之助と内務相を襲う話でした。

今回はうってかわって剣心の昔話になります。

原作の展開とは大幅に違うので、詳しく紹介しますね。

ネタバレ注意でお願いします。

るろうに剣心の第20話の感想

今回は神谷道場で、薫と弥彦と恵と左之助と剣心が集まって、剣心の昔話を聞きたいという雑談をしておりました。

これがオープニングが流れる前。

そして、珍しくて楽しくてスカッと悪人を成敗した話を聞きたいと言うので、それが今回のタイトルにもなっている「第零幕」の話です。

 

ちなみにこの話は昔話ほど昔ではなく、原作によると、剣心が薫に会う5日前の出来事のようです。

その舞台が横浜での外国人居留地での話。

横浜港が開港された際、外国人の交易の場として定められた地とのこと。

 

そして、剣心が歩いていたところ、いきなり人力車にひかれてしまいます。

派手にぶつけられましたな(笑)

剣心って、原作でも歩いているだけで薫に襲われたりと、トラブルに見舞われますよね(笑)

その時に、剣心をぶつけた人物が俥屋の男吉(だんきち)。

一応謝るのですが、剣心の廃刀令違反にツッコみます。

なぜ急ぎのようで駆けつけたかというと、行き倒れの女の人を治療するために、外国人の医者を連れてきたとのこと。

それがかなり怪しいエルダー。

彼女は片言の日本語を話す仮面の西洋人。

  • 「怪しくありませーん」

といいますが、明らかに怪しいです。

そして民衆達も顔も素性も分からない人物を信用できるかと疑っております。

エルダーは薬の調合が必要だとのことで、ホテルの部屋に連れて行くよう要求。

邪魔者の登場

こう言う場面に必ず現れるのが悪役。

それがここで出てきた石津泥庵(いしづでいあん)。

このおっさん達一行は、エルダーのことを得体の知れない西洋医と罵ります。

石津曰く、彼の膝元の横浜で勝手に医療を施されると困るとのこと。

 

まあ彼は、金持ちかお偉方しか看ないので嫌われているんですけどね。

で、男吉も「エルダー先生は払えない人を看ているから、石津達は困らないだろう?」と反論します。

しかし、石津は「医療はそれだけで高値が付く技術だからこそ勝手にされてはもうけが少なくなる」という内容の文句を言います。

で、聞こうとしないエルダー達に対して、実力行使。

エルダー(外国人)に手を出すのは御法度だから行き倒れの女を始末するとのこと。

このようなとんでもない外道です。

剣心の制止

チンピラどもが刀を持ち出すので、剣心が止めます。

そのうちの一人がドスを出してきますが、剣心の持つ刀を見て、廃刀令違反だと驚いているようなチンピラですから大した使い手ではありません。

また別の一人が襲ってきますが剣心の敵ではなく、剣心のジャンプによる回避とそのときチンピラの顔を一踏みするだけで、男吉とエルダーとその親子は急いでその場を立ち去ります。

それを見て、怒りに燃える石津。

  • 用心棒か、なるほどそういうことなら儂にも考えがある

とのこと。

 

何か良からぬ事を企んでいる顔ですね。

エルダーによる治療

彼女のホテルに連れ込み、その行き倒れの女を治療しました。

この至れり尽くせりの状況を、男吉は評価しておりました。

エルダーに礼を言い、男吉と剣心は立ち去ろうとしますが、男吉は人力車に乗るよう勧めますが、どうやらお金を取るようなので、剣心は徒歩で行くとのこと(笑)

 

剣心はこの時から文無しだったのですね。

(笑)

エルダーもそれを見かねたのか、お礼代わりとして彼女の泊まる宿に誘ってきます。

 

外でお茶

「お外でお茶しましょーう」とのことでエルダーに誘われて、剣心達は庭でお茶します。

その時に怪しげな剣士が登場しております。

豪華なお菓子の数々と紅茶で乾杯。

しかし剣心は勧められた紅茶の香りがよく分からないようです。

そのことをエルダーに指摘されたのですが、それは心の疲れではないかと言ってきます。

体の疲れは感じていなくても、心の疲れがたまっているとのこと。

男吉はすごいお侍だったんじゃないかと言ってきて、新撰組ではないかと言ってきます。

 

新撰組だったら剣心にとって宿敵になりますからそうなったらかなり変ですよね(笑)

そのあと男吉の提案で横浜を人力車で回ろうと提案します。

じゃんけんで負けた奴が引いて、勝った人が乗り、二番目の人は自分の足で走るとのこと。

しかし、決まらないので、くじ引きで決めることに。

結局エルダーが負けて人力車を引こうとするのですが、力が足りないので、暖気違う城から押してくれているようですね(笑)。

一周した後、夜になり、剣心は横浜のことを新時代を感じさせる良い町だと評価します。

「るろうに」をやめて、はまっ子(横浜の人)にならないかとまで提案してきますね。

エルダーの部屋

その夜は、エルダーの部屋に泊めてもらう剣心。

彼女、帽子のおかげであまり目立ちませんが剣心と共に部屋の中で実際に並んでみるとかなりの小柄のようです。

で、エルダーが洗面所で着替えてくる間にボーイがやってきて、エルダーへの手紙があるとのこと。

その手紙を渡そうと、エルダーの部屋に入った瞬間、何と着替え中だったのですが、エルダーは女性キャラなのは声で分かりますが、超絶な美人キャラ。

しかも剣心は「失礼、女性(にょしょう)でござったか…」といいますが、女性であることにも気づいてなかったようですが、本当でしょうか(笑)?

エルダー曰く、西洋人は時々性別入れ替わるようです(笑)

 

怪しげな会議

その後、石津達が暗い部屋でなにやら悪の会談をしております。

石津がエルダーたちを目障りに思っており、顔が仮面で隠れており素性が知れないが超名医のようです。

そのエルダーを何とか始末したいとのこと。

石津が手を出すのは御法度のようで、外部に依頼するようです。

さらに剣心のことを目障りに思っており、彼を始末せねば何ともならないので、エスピラールという剣士を雇っております。

 

このエスピラールという男、原作よりヤバそうな雰囲気を出しており、外国語を多用し、かなり口数が多い印象でした。バーサーカーと形容してましたからね。

人斬り抜刀齋と戦うことを至上の楽しみとするような、まるで鵜堂刃衛のようなやつです(笑)。

 

第20話の原作漫画との対応話数

今回の新アニメ20話は、巻数がある単行本ではなく、「るろうに剣心 特筆版 上巻」の最後の読み切り漫画に対応しております。

この作品は単なる読み切り作品として思っておりましたので、このタイミングでアニメになったのは意表を突かれましたね。

 

 

第19話の原作漫画との違い

今回はもともと読み切り漫画であった話ですが、二点改変がありました。

  • エルダーが行き倒れ女を治療するシーンが夜から昼になっており、彼女らとお茶して横浜を散策するシーンの追加。
  • エスピラールの登場シーンが原作と違う追加シーンの箇所になっており、セリフが大幅に追加されている。

エルダーの追加シーンは彼女や男吉の人柄を示す追加シーンだと思いますが、エスピラールの追加シーンは外国語を多用した追加セリフが多くあり、彼の狂気がよく表現されているいいセリフでした

 

るろうに剣心第19話のまとめと次回の予想

今回は「明治剣客浪漫譚 第零幕 前編」でしたが、次回21話は「明治剣客浪漫譚 第零幕 後編」です。

読み切り漫画のエピソードが完結すると思われます。

お楽しみに。

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