この記事ではるろうに剣心第5話の「そして仲間がまた一人」についての感想を記したいと思います。
この話は左之助と決着がつく話です。
ネタバレ注意でお願いします。
るろうに剣心の第5話のネタバレ感想
以下紹介しますね。
冒頭
先週からの続きで剣心と左之助が河原で決闘しております。
しかし、斬馬刀を持った左之助、斬左の攻撃は全て空振り。
剣心にほとんどダメージを与えることは出来ません。
そこで、比留間兄弟の悪の気配。
決闘のすきに乗じて、剣心を始末するプランのようです。
あいかわらず悪い奴ら!
左之助との勝負は?
正直言って、左之助は剣心の相手になっておりません。
斬馬刀は超重武器なので、「打ち下ろすかなぎ払うか。二つに一つ、至極読みやすい」とのこと。
剣心のウリは速さですから一撃も入らないですね。
それもそのはず、斬馬刀重いもん。勝負にならないね
そこで、龍巣閃。
左之助は、ボコボコにやられました(泣)。
左之助の過去、赤報隊
左之助がたおれたあと、そこで、左之助の過去の回想シーンです。
簡単に言うと、赤報隊という官軍のチームに入っていた人物でした。
赤報隊は新時代を夢見て戦うチームみたいな物で、官軍の先行隊だったのです。
で、維新の布告した年貢半減令を伝えながら東山道を北上して、人々の期待を集めておりました。
そして、相楽隊長(相楽総三)と左之助の若かりし頃の会話。
ここの会話は少し追加されております。
相楽総三と左之助が村で火が立っている様子が見られます。
これはご飯を炊いている証拠で、食事が出来ている証拠。
で、あとは原作通りで、相楽総三の活動の理念を左之助に語っており、左之助を心から惚れさせるシーンでした。
しかし、途中明治政府により、赤報隊が偽官軍に仕立て上げられ、その隊長、相楽総三が処刑されてしまったのです。
これは要するに、明治政府による裏切り。
理由は、「年貢半減令」が邪魔になったからとのこと。
財政難による政府の資金不足がありましたからね。
左之助が明治政府や維新志士を恨んでいるのは、この事件があったからです。
そして、相楽隊長は一人、下諏訪に出頭しようとしました。
しかし、左之助の同僚、月岡により、相楽隊長が処刑されたことを知らされるのです。
ちなみに相楽総三のCVは小野大輔でした。
イケメンな男キャラを演じているつながりでしょうか。
比留間の罠
そして、赤報隊のことを思いだした左之助の闘志が復活します。
決闘が再開です。
- 「悪の文字を背負わせた維新志士には負けられねえ!」
とのこと。
しかし、そこで、比留間喜兵衛が剣心を撃ちます。
ただ、剣心には通じず,弾道を読んでツバで受け止めました。
さらに伍兵衛が薫や弥彦を人質に取ろうとしますが、左之助が阻止します。
ちなみにかなり痛がっており、そのコミカルさが面白かったですね(笑)
そして、まだ撃とうとする喜兵衛に対して、剣心がボコボコにします。
しばらく生き地獄を味わっておりました。
左之助との決着がつく
比留間の邪魔を阻止した後、斬馬刀を頭の上でくるくる振り回して、剣心に襲いかかります。
- 「明治政府を恨み、喧嘩に興じて強くなったしみったれた強さでは拙者は倒せない」
そういった剣心は、剣心も逆刃刀の刃を返して、容赦なく、斬馬刀を斬ってしまいます。
このシーン、前は違和感なく見ておりましたが、よく見ると、斬馬刀を斬れる剣心もかなりの怪力ですよね!
そして、飛天御剣流、龍槌閃を左之助に食らわします。
剣心の言うとおり、これをくらって倒れないのはさすがですが、もう立っているのがやっとでしたが、それでも左之助は「俺は倒れてねえ、負けてねえ、来やがれ」と叫びます。
そんな左之助の拳にパンチ。
左之助が変わる契機となる一撃でした。
自分の戦う理由を左之助に喋ったところ、左之助の所属していた赤報隊のリーダー、相楽総三と同じで、新時代を夢見て戦う人物であることに気づくのです。
剣心は、弱き物を救うために自由に剣を振るいながら生きている人物ですからね。
薫の叫びも相まって、左之助は腑に落ちたようです。
そして、本当の意味での「負け」を確信。
左之助が誤解を解いて仲間になるわけです。
また仲間が増える。
その後、左之助はまた赤べこで食っていたところ、またあの自由民権運動の議論していた野郎達が酔って左之助に喧嘩売ります。
まあボコボコにやられるだけですけど(笑)
そして、左之助は剣心の言葉が本物かどうか、言葉だけの維新志士とどう違うか、確認するためつきまとうとのこと。
ここで、正式に仲間になりますね。
めでたしめでたし!
微妙に原作と違うところ
今回の新アニメは旧アニメより原作に近いです。
ただし、微妙に違います。
今回の話に限ってはほぼ同じですが、その違いを挙げます。
- 喜兵衛がやられるときの描写
喜兵衛がやられるときは、原作では土龍閃という岩を相手にぶつける技を使ってましたが、今回は剣で直接連撃を加えているようでした。
- 赤報隊のシーン
赤報隊のシーンで追加カットがあります。村でお米を炊く火が立っている様子、月岡が出てきていることです。
- 弥彦がツッコまれない。
剣心と決着を付けた後、弥彦が「これ以上お門違いの喧嘩をするなら明神弥彦が相手だ」と言うのですが、そのあと剣心に制止されるセリフがありません。
「話がややこしくなるから引っ込むでござるよ」と言われるんですけどね(笑)無視されるだけでした。
- 剣心がツッコまれない
左之助が仲間になった後に「また妙なのが増えたでござるな」と言いますが、「一番妙なのはあんただからね」とツッコまれません。
これも残念。
旧アニメと違ってコミカルさを排除したのかもしれませんね。
るろうに剣心の第5話の原作漫画との対応話数
今回の話は、原作漫画第七幕と、第八幕に対応しております。
原作の単行本でいうと、二巻をなぞった展開ですね。
るろうに剣心第5話のまとめと次回の予想
今回の話は、左之助と決着が付いて仲間になる話でした。
次はエンディング曲の後に、鵜堂刃衛が出てきておりました。
次は谷卿が出てきて刃衛から護衛する話ですね。
なぜなら次回は、「黒笠」ですから。
しかし、話の進み具合から察するに、まだ決着を付けるのは再来週になると思います。
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