この記事では、「るろうに剣心」の人誅編(じんちゅうへん)のアニメについて、紹介します。
「るろうに剣心」のアニメは京都編の後で人誅編に入らず、別の島原編などになったりします。
るろうに剣心の人誅編(じんちゅうへん)ってアニメで見られないの?!
と思う事もありました。
そこでこの記事は、るろうに剣心の人誅編(じんちゅうへん)について、アニメで見られるかどうか、そしてその魅力を存分に味わう方法を紹介します。
「るろうに剣心」人誅編(じんちゅうへん)のアニメはある?
さて、最初に結論を述べると、「るろうに剣心」人誅編(じんちゅうへん)のアニメは残念ながらありません。
しかし、原作の人誅編(じんちゅうへん)を改変してその一部をアニメ化した物は存在し、「るろうに剣心星霜編」というOVA作品があります。
ではその星霜編はどういう物語なのでしょうか?
次で紹介したいと思います。
「るろうに剣心」人誅編(じんちゅうへん)のアニメ化?星霜編とは?
ただし、前述した「るろうに剣心 星霜編」なのですが、これは原作や放送されたテレビアニメとは大分作風が違います。
「るろうに剣心」のアニメとしては普通にテレビで放送していたことがありますが、あちらはかなり少年誌アニメ調のポップな物でした。
目も大きいし、みんなかわいいです。
それに対して、こちらの星霜編は、薫視点で剣心の戦いを振り返るような描写の仕方のアニメだったのです。
さらに画風も変わってテレビ放送アニメほどポップではありません。
それだけならまだしも、本編との差別化のためか、かなりシリアスでダークな雰囲気になりました。
もっと言うと、何となくサッドエンドというか、
- ■「仲間と力を合わせて縁を止めに行くぞ」
という展開ではありませんし、薫に至っても、
- ■薫「これからも一緒に居ようね、剣心」
というような幸せを予感させる終わり方にはなりませんでした。
さらに星霜編は人誅編(じんちゅうへん)だけでなく、そこに至るまでの他の戦いもダイジェスト的に限られた時間(前後編合わせて60分程度)で描写されているので、かなりカットされています。
これも個人的には残念でした。
原作の人誅編(じんちゅうへん)では、斎藤や蒼紫までも自分の仲間(みたい)になってくれて、オールスターで薫を救出し、縁を止めに行くのは胸が熱くなりました。
それがないだけならともかく、最後に人誅編(じんちゅうへん)の後を描いたオリジナル展開がなされており、これも明るくはありません。
何で終わり方がこんなに悲しいの?薫と剣心は最後どうなるの?
というエンディングが一番悲しかったです。
人誅編(じんちゅうへん)は、確かに京都編と比べたら、いくらか暗い展開だったのですが、それでも最後はみんな笑っての幸せなエンディングたと感じました。
これは私が、少年ジャンプなどの胸が熱くなるような少年マンガ誌に影響されすぎているからかも知れませんが、「るろうに剣心」のテレビで放映されたものとは別物と考える方がいいと思います。
「るろうに剣心」人誅編(じんちゅうへん)の一番いい楽しみ方は?アニメを見た気分になれる方法?!
では、最後に「るろうに剣心」人誅編(じんちゅうへん)の、個人的に最もいい楽しみ方を紹介したいと思います。
まず、人誅編(じんちゅうへん)は、やはり原作マンガが一番丁寧に描かれています。
私はやはり原作の漫画が最高傑作だと思います。これは絶対見逃せません。
そしてこの原作マンガをベースに、星霜編を見てみて、さらに後述しますが、同じOVAの追憶編も見てみるというのがベストの楽しみ方だと思います。
そしてアニメの「るろうに剣心 星霜編」はパラレルワールドと捉えて、
「こういうストーリーもあり得たんだな」
と思うのがいいです。
ただし、OVAの追憶編、これは人誅編(じんちゅうへん)における剣心の過去のエピソードを語った物となります。
こちらの出来は非常に素晴らしいの一言です。
追憶編も確かに星霜編と同じくダークな雰囲気なのですが、こちらは原作の剣心の回想シーンを非常に良く再現したものとなり、変なオリジナル展開にはなっていません。
それでも、敵であった八つ目の存在などが微妙に省略されていますが、一つの完成形となっております。
この追憶編は、BGMの雰囲気、実写での川の映像、最後の場面など泣かせる展開が多かったなぁ。星霜編とは別の意味で泣かされた(笑)
というのが正直な感想で、追憶編に関しては今でもたまに見たいですね。
テレビで放送されたときと同じノリや、原作と同じ展開で、人誅編(じんちゅうへん)アニメを見ることはまだ叶いません。
どうしてもアニメで見たいと言う人は、取って置きの方法があります。
それは、
- ■原作マンガを読みながら、アニメと同じ声優を頭の中で当てて頭の中で想像で再生してみる
という楽しみ方が一番いいと思います。
「妄想しているみたいで変な方法だな(笑)…」
と思うかも知れませんが、この方法で原作マンガを読むと、案外楽しめるものですよ(笑)。
幸いなことに、星霜編に縁が、追憶編に巴や飯塚が出ているので、大事なキャラには声優が既にあてられております。
他の同士等の声はあなたのイメージ通りの好きな声優をあてて、あなた好みの人誅編(じんちゅうへん)アニメを脳内再生して欲しいと思います。
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