るろうに剣心の鎌足は実写でどこに居た?原作での彼女の敗因2選も紹介!

るろうに剣心の鎌足の実写映画での活躍を紹介します。

鎌足に限らず、十本刀は全体的に出番が原作より大幅に減っており、あまり活躍できていないのが残念です。

人によっては、見落とす可能性さえ有ります。

そこで、この記事では、イマイチ出番が無かった実写映画の他、原作の活躍を紹介して、その敗因を分析します。

るろうに剣心の鎌足の実写での活躍

るろうに剣心の鎌足は実写映画ではちょい役で、第二作目、「京都大火編」にしか登場しません。

張との戦いの後、

  • 十本刀含む志々雄一派が集合して「京都大火を実行に移す」と高らかに宣言するシーン
  • 京都大火決行直前に志々雄が「全員配置に付け」というシーン
  • 志々雄の船の中でのチャンバラの一シーンで志々雄と剣心が出会うシーンと其の後の少々のチャンバラ

これらでしか出てこないように思います。

しかも台詞は無し。

第三作目でも出てきそうなのですが、私は目視でほとんど確認できておりませんでした。

つまり最も影が薄い十本刀と言うことになります。

第三作目は、ひょっとして私が見落としてますでしょうか?

実写版を演じた方は、屋敷紘子さんで、鎌足自身はれっきとした男性ですが、女性の方を採用されておりますね。

登場するシーンは、「伝説の最期編」最後の方の剣心が処されるシーンで少し出てきている程度です。

大した活躍もせず退場したのが残念だったなあ

るろうに剣心の鎌足の原作での特徴

では、以下は、実際の原作での特徴や活躍を紹介しますね。

るろうに剣心の鎌足は、志々雄の精鋭部隊の十本刀の一人として、京都編から出てきます。

身長160cmで、体重:49kgのやや小柄な印象です。

誕生日は1852年3月で、声優さんは竹内順子さんで、Narutoのナルト役で有名ですね。

女性の声優さんですが、大釜を使う、見た目と声が女性の、美人ですがれっきとした男性です(笑)。

戦闘能力に関しては、鎌足は自分の身長を超える大きな鎌を自在に操り、攻撃を行います。

その大鎌は約30キログラムの重さがありますが、鎌足は簡単に振り回しています。

鎌足は見た目は細いですが、実際には一般的な男性よりも筋力があります。

彼は本作の主人公である緋村剣心の思い人であり、神谷活心流の師範代である神谷薫を窮地に追いやったり、剣心の仲間である巻町操に重傷を負わせるほどの実力を持っています。

二人を相手にして負けたけど、薫か操一人だったら危なかったよね…。

普段はややふざけたような振る舞いや言動が見られますが、志々雄への愛情や任務遂行への忠実さは非常に高く、葵屋の襲撃を確実にこなそうとします。

蝙也が弥彦にやられて追い詰められたときも冷静さを失わず、また薫に説得されたときにもそれに屈服しないほどの闘志を持っておりました。

「私はいつでも真剣勝負よ」と自ら豪語する辺り、その熱意が読み取れます。

ちなみに、十本刀のランキングの中では鎌足はそんなに強い方ではないかも知れませんが、薫と操相手に善戦している辺り、決してザコでは無いと思っております。

→十本刀のランキング記事はこちら。

鎌足の実際の戦い

鎌足は京都編の中盤で、葵屋襲撃のメンバーの一人として、蝙也、夷腕坊(後に才槌と夷腕坊も)と共に派遣されました。

その中ではリーダー格なのか、一番よく敵陣(薫達)と喋っております。

戦闘中でもかなり冷静で、蝙也が先に弥彦にやられるのですが、全く動じること無く、操と薫の二人を相手にして押し気味で戦います。

最初は有利でしたが、薫と操の連携で、鎌を武器破壊したあとは、薫の技によりとどめを刺されました。

ただ薫が使うのは活人剣なので、相手を制して戦闘不能にして終わり、命を落とすことはありませんでした。

鎌足自身は愛しい志々雄の任務を失敗したので、醜態をさらせないと思い、自ら命を絶とうとしましたが、薫と操によりそれは制止され一度気絶します。

そして目を覚ました後は、薫の厚意を受け入れ、鎌足は手当てされたのです。

確かに立場上的でしたが、根っからの悪ではないのがうかがえるシーンでした。

鎌足のその後

鎌足のその後ですが、薫に敗れた後、負けを認めたのか薫による治療を受けて、大人しくしていたようです。

実際にそのシーンがアニメ版でもありました。

その後、志々雄が剣心に破れた後は、政府に恩赦され、その女性のような美人の容姿を生かして交換留学生の役割をするはずがショックを受けて寝込んでいるような描写がありました。

が、志々雄が破れた後は、その語り部となる裏の任務(張によるウソですが…)があるというので、それをこなすべく、全うに生きております。

何にせよ、あくまで志々雄に惹かれていただけで根っからの悪党でもなさそうなので、生きているようで良かったと思います。

このように、原作ではそこそこ出番が与えられておりました。

一応原作での出番はこれで終わりですが、何と北海道編で友人(?)の張と蝙也とともに鎌足がまさかの再登場!

普通に戦力の一人として数えられておりますね。

何より登場キャラが多いので、鎌足の出番はさほど多くないかも知れませんが、出てきたからには何かしら活躍があるのは期待できると思います。

何より、志々雄を信奉する鎌足と、志々雄を憎んでやまない栄次とは確執があり、両者が出会ったときに一触即発のシーンもありましたからね。

これは絶対に何らかの形で解決される流れが期待されると思います。

鎌足の技

では、実際に薫と操との戦いで見せた鎌足の技を紹介しますね。

  • 乱弁天(みだれべんてん)

乱弁天とは、敵に向かって高速で回転させる大鎖鎌を使って波状の攻撃を行う技で、この技は攻撃だけでなく、同時に防御も可能な攻防一体の技です。

これで、鎌のバリアを作り、少しずつ接近しながら薫に襲いかかろうとしました。

操の手裏剣もはじくくらいの威力があり、これで雑に攻めてもそこそこ鎌足は強いと思いますね

  • 弁天独楽(べんてんまわし)

弁天独楽とは、大鎌の鎖部分を柄尻ですくい上げ、回転させながら攻撃する技です。この技は大鎌が折れた場合でも攻撃を行えるように生み出されました。

薫に武器破壊されたあとに立ちはだかった薫を倒すために使っておりましたね。

 

るろうに剣心の鎌足の敗因2選

では、そんな鎌足ですが、作中でなぜ負けたのでしょうか?

原因は二つあると思います。

まず1つ目は、女性である薫及び操を舐めすぎであることです。

鎌足は最初、操とタイマン勝負するプランでしたが、その時にさっさと操を倒したら良かったと思います。

また操はそこそこ戦闘力があると思います。

→操の強さについての記事はこちら

余裕を見せて、1:2の戦いをやったのが一番の敗因ですね。

鎌足は「男と女ですもん、それくらいのハンデは良くてよ」と言ってますが、薫か操のどちらか一方なら絶対に勝ててました。

操の手裏剣のくさびが無ければ薫一人では武器も破壊できないし、かといって操は鉄球の一撃であばら骨をやられているので、半分戦闘不能。

操だけでは、とてもじゃないですが勝てないです。

2つ目は、武器と自身の防御力が低いこと。

まあこれは尺の都合などもあり仕方ないのかも知れませんが、薫の一撃を食らって武器も破壊され、さらに自身も敗北しております。

ということで、蝙也に負けず劣らず防御力が低いと言えますね。

実際に張は先に登場した似関わらずかなりの耐久力を誇っており、逆刃刀の鞘による叩きつけや肘鉄などの剣心の攻撃を食らっても、立ち上がってきておりました。

逆刃刀真打ちに最後斬られるまでは決して倒れなかった強靱な張と比べたら、鎌足はやや頼りないですね。

う~ん、十本刀ならもう少し耐久力があってもいいと思うんだけどな…。

るろうに剣心鎌足のまとめ

るろうに剣心の鎌足について述べました。

ここで再度まとめます。

  • るろうに剣心の実写の鎌足は第2作目「京都大火編」にのみ登場し、三シーンほどでしか出てこない。次作の「伝説の最期編」では、目視でほとんど確認できない。
  • 鎌足は原作では葵屋に襲撃するメンバーで、「乱れ弁天 弁天独楽」などの技も持ち、戦闘力もそこそこ有ると思われるが、薫と操にやられる。
  • 薫にやられた後は、手当を素直に受け、志々雄亡き後は張のホラによる「十本刀の裏の任務」につき、恩赦され全うに生きる。
  • その後、北海道編で仲間の蝙也と張とともに、劍客兵器に対する剣心の戦力になる。ただし初めてであった栄次との確執が有り、それがどう解決されるかのシーンはあると思われる。

以上、鎌足についてまとめました。

彼女(?)は根っからの悪では無いため、今後の活躍が楽しみなところでありますね。

 

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