るろうに剣心の武田観柳の実写俳優は誰?その活躍や彼の強さの秘密を考察

るろうに剣心の武田観柳の実写での活躍や俳優さんを紹介します。

実写映画の武田観柳だけで無く、宝塚ミュージカルの観柳の俳優さん、さらにその活躍やキネマ版も紹介しますので、武田観柳のファンのあなたには是非参考にして欲しいです。

また武田観柳は北海道編でも再登場して、なかなか作者からしたらお気に入りのキャラのようです。

なので、その強さや能力を合わせて考察したいと思いますので、ネタバレ注意でお願いします。

るろうに剣心の武田観柳の実写映画での活躍と俳優

まず、結論から言うと、実写映画「るろうに剣心」(無印)の観柳を演じたのは、香川照之さんです。

これは汚い観柳(笑)。

そして宝塚の武田観柳を演じたのは、彩凪翔さんです。

こちらはきれいな観柳。

さらに、2018年に演じられた、浪漫活劇「るろうに剣心」の武田観柳を演じたのは、上山竜治さんです。

これは、上記二人の中間くらいの普通の観柳。

特に多くの人が見たのは、実写映画の「るろうに剣心」の武田観柳の実写映画での俳優は香川照之さんだと思います。

原作マンガやアニメに出てきた武田観柳よりも力強く、いい意味での下品さやワイルドさが強調されておりますね。

特に実写映画の香川観柳は、お金持ちなんですが、気品は無く、下品さが目立つようなおっさんでした。

以下で、原作と比べて観柳のことを詳しく述べたいと思います。

原作の武田観柳

武田観柳はそもそも青年実業家で、あへんの密売という悪徳な商売をやって、莫大な利益を得ていました。

眼鏡をかけて、いいスーツを着ている、ずるがしこそうなおっさんという印象の男です。

戦闘力は無いから、その金に物を言わせて隠密御庭番衆を雇って、戦闘を負かせている感じですね。

そして、窮地に陥ったときは、秘密兵器のガトリング眼を持ち出して、自分の邪魔になる者を排除しようとします。

…という、かなりの卑劣漢です。

蒼紫の仲間である御庭番衆がその凶弾に倒れてしまうのですがそ犠牲もあって、剣心に攻略され、警察に捕縛されます。

 

 

キネマ版の武田観柳

キネマ版とは、特筆版と呼ばれ「るろうに剣心」の番外編の漫画です。

このキネマ版の武田観柳は、本編のはっちゃけている印象です。

なんかくねくねしているポーズもあるし、何よりなんと実際の戦闘シーン(?)もあり、実際に弥彦を金の入った鞄で殴っております(笑)。

またそもそも弥彦を手玉に取ったり、性格が本編より悪質になっておりました。

弥彦のガールフレンド的な燕の家に借金があり近いうちに燕の家が破産することを調べ上げ、「神谷道場を売れ」など弥彦を脅し、それに応じない弥彦を金の入った鞄でなぐったりしています。

さらに、撃剣興業といって昼の部に武士同士を決闘させて賭けを楽しむのはまだいいのですが、夜の部は、観柳のお楽しみで、ガトリングガンを使ってなぶっていくという悪趣味まで覚えております。

 

ちなみに顔芸も本編の漫画より崩れており、憎たらしさ満開なので(笑)、最終的に観柳がボコられているのを見たい人はぜひキネマ版を御覧下さい。

 

各作品から見る武田観柳の強さ【考察】

武田観柳は実際にキネマ版で戦闘していましたが(?)、戦闘力は絶対に低いと思います。

特に本編の漫画の最初に観柳邸で剣心に追い詰められたとっきは、彼に命乞いしていますし(笑)。

しかし、私は武田観柳は以下に示すように、ある程度のカリスマ性や、火事場の馬鹿力、行動力や商才はある珍しいキャラだと思います。

そして、その後大いに崩れた顔芸も披露しているので、この作品では珍しい悪役兼ギャグキャラに近いキャラとも言えますね。

ただし、原作、キネマ版、実写映画版で、武田観柳は多くの様々なタイプの手下を引き連れているので、カリスマというか人心掌握の術にはある程度長けていると思います。

→武田観柳の手下の記事はこちら。

そして、北海道編でまさかの再登場。

そこではあへんの密売ではなく、刀の転売に鞍替えして儲け、同じような考えを持つ井上阿爛を弟子にしようとしていました。

このように、相変わらず商才と行動力はあるようです。

そして、その話術で井上阿爛の心をある程度動かし、彼との連携で劍客兵器の一人を下しました。

なので、火事場の馬鹿力や、ある程度通じるのカリスマ性もあるのでしょう。

最後はかつて確執があった四乃森蒼紫が北海道に来ると言うことを剣心から知らされ、全速力で逃走するところが彼の面白さでもありました(笑)。

るろうに剣心の武田観柳の悲しい過去

武田観柳のキャラが一番よく書かれているのが北海道編です。

武田観柳はもともと大金持ちなのではない貧乏人で、美男子でもないので、「何も持たざるもの」として生まれたことが彼の口から初めて明かされました。

そんな彼が上に這い上がるために求めたのが、金。

「土の粥(かゆ)や、雑草の鍋を目から出る涙で味付けながら食べていた」という台詞が印象的でした。

剣心達が戦っていたころ、武田観柳は貧乏と戦っていたようです。

成り上がった結果が悪徳商人でしたから悪役扱いされておりますが、彼なりの一貫性や美学は達成できていると感じました。

そして、観柳の強さとして、ある程度の根性も座っています。

本当の弱者なら劍客兵器のような強者に出会ったら、泣いてその場を逃げ出すだろうし、土下座のフリしてだまし討ちを考えることなど出来ないと思います。

ちなみにネット上で「武田観柳は作者の和月師のお気に入り」だという意見もあり、味のあるキャラとして成長したと思いますし、私も結構武田観柳は好きですね。

るろうに剣心 武田観柳のまとめ

この記事で、るろうに剣心の観柳について述べましたが、最後に再度まとめます。

  • るろうに剣心の武田観柳を演じた人は、実写映画版では香川照之さん、宝塚は彩凪翔さん、浪漫活劇は上山竜治さんです。
  • 武田観柳は基本的にはインテリ悪徳商人のようなやつで、戦闘は御庭番衆などを金で雇って任せている。
  • キネマ版(特筆版)は原作よりもさらに悪質な感じになっており、弥彦をおどし、金の入った鞄で弥彦を殴り、賭け事で戦いの見せ物を運営し、夜間にはガトリングガンで戦士を撃ちまくるという悪質な趣味も披露している。
  • 北海道編では、彼の商才や行動力やカリスマを発揮し、新たなビジネスをし、弟子も(一方的に)作りかけた。さらにもともとは貧乏だった状態から這い上がったという過去も話した。

このように、武田観柳は実写映画をはじめとし色んな人が演じております。

漫画でも原作だけでなく、キネマ版や北海道での活躍が見られる、地味に優遇されている人物です。

私はこのキャラは結構お気に入りですので、あなたも武田観柳に興味を持たれたらぜひ御覧下さいませ。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました