るろうに剣心の観柳の手下をこの記事で紹介したいと思います。
観柳と言えば、武田観柳といい、東京編であへんの密売に関して剣心達と確執のあるキャラで、金に汚い青年実業家です。
「自分の金のためなら、誰かの人生を踏みにじっても構わない」
「金こそが正義で、力の象徴である」
という汚いことを公言してはばからない人物ですが、結構キャラが立っていた人物です。
彼の手下をもとに、実車映画との違いも紹介しますので、是非参考になさって下さい。
ネタバレ注意でお願いします。
るろうに剣心の観柳の手下
まず最初に観柳の手下ですが、隠密御庭番衆という集団です。
具体的には四乃森蒼紫、般若、式尉、火男(ひょっとこ)、癋見(べしみ)です。
観柳に忠誠を誓っていたわけではなく、単に雇われていただけですが。
御庭番衆は他にも居ますが、手下はこの五人です。
実際に剣心や左之助と戦うことになり、恵を助け出すストーリーになりました。
蒼紫含めて彼らが敗北した後、ガトリングガンを持ち出して、剣心達含め、御庭番衆全員を排除しようとしました。
剣心に攻略されてお縄に突いたのですが、そのときに般若、式尉、火男、癋見は命を落としてしまったのです。
このことは、仲間を大事にしていた蒼紫に暗い影を落とし、志々雄と手を組み、剣心に牙をむく結果となりますね。
御庭番衆の残りのメンバー
ちなみに作中で名前が付いている残りの御庭番衆のメンバーは、柏崎念至(翁)、お増(増髪)、お近(近江女)、白(白尉)、黒(黒尉)の五人と巻町操です。
そもそも、るろうに剣心の「隠密御庭番衆」とは、小説やドラマなどの作品に登場する江戸幕府の組織の一つで、実際の史料によると、「御庭番」という名称で呼ばれ、「御庭番衆」という表現は創作の一部です。
そして、御庭番衆は大政奉還の際に解体されましたが、多くのメンバーは明治時代に生きる場所を見つけました。
戦うこと以外の仕事を見つけ、実際に前述の柏崎念至(翁)、お増(増髪)、お近(近江女)、白(白尉)、黒(黒尉)の五人と巻町操は京都の料亭葵屋で従業員となって働いておりましたね。
しかし、生活が困難だった隠密たちは、最後の御庭番である四乃森蒼紫と一緒に活動したのです。
それが般若達四人です。
蒼紫自身はルックスも含めて(?)優秀なので、仕官の話などもあったようですが、般若達は見た目からして異様で、戦うことしか出来ないということで、行き場が見つかりませんでした。
彼ら四人をおいて自分だけ仕官の話を受けることをしなかった辺りに、蒼紫の仲間思いの一面が読み取れますね。
るろうに剣心の観柳の実写映画の手下
るろうに剣心の実写映画では観柳の話だけではなく、大幅に話が違います。
もちろん観柳の手下も変わっていて、何と蒼紫はおらず、外印と番神が観柳の手下として活躍しておりますね。
外印と番神と言えば、原作で言うと雪代縁の同志なのに!?
と思ったのを覚えております。
しかも番神はともかく、外印はそのルックスも大幅に変わっております。
※これにより蒼紫の出番は大幅に減ることになったわけです。
ちなみに実写映画版では御庭番衆自体も非常に影が薄く、操は出てきますし、蒼紫との絡みもありますが、原作に比べると、蒼紫がやさぐれている印象がありました。
原作では蒼紫は修羅になっても操に手を出すことはなかったのに、実車映画版では操を蹴っていたりしました。
ちなみに、外印が観柳の手下として登場した影響で、人誅編で蒼紫が倒すはずだったもともとのポジションの外印が不在になり、蒼紫は園意味でも活躍の場が奪われましたのです。
「るろうに剣心 北海道編」での武田観柳の手下と活躍
「るろうに剣心 明治剣客浪漫譚」原作での武田観柳は、東京編で終了しますが、何とその後、北海道編で再登場したのです。
この再登場は誰も予想できず、剣心もびっくりしておりましたが、私自身もびっくりしましたね。
ここでの活躍は、刀の転売で利益を上げておりました。
で、ここでは手下はいませんが、弟子にしたいと思って観柳がスカウトしかけた人物が居ます。
それは井上阿爛。
彼は、北海道編から出てきた新キャラで、お互いにお金の話が出来て、観柳にとって合理的思考が出来る井上阿爛のことを気に入り、一方的に弟子にしてしまいます。
阿爛の方も最初は嫌がっておりましたが、途中はまんざらでもない様子を見せており、何と劍客兵器の一人を観柳と井上阿爛の二人のコンビネーションで倒してしまいました。
このときに使ったのが、かつて御庭番衆の命を奪い悲劇を作った兵器、ガトリングガン。
ちなみに、ガトリングガンはお世話になったもののやはり違法と言うことで、ここでお別れすることになりました。
ガトリングガンともお別れした後は、観柳が阿爛に「自分と本格的に手を組んで金を稼がないか」とオファーしますが、阿爛は明太郎や旭と一緒に行くと約束していたのでこれを拒否。
そうして、二人の縁は一旦白紙になりました。
その時の観柳は、さすがに悲しそうな様子をしていたのが印象的でしたね。本当の仲間だと認めていたのかも。
るろうに剣心観柳の手下まとめ
観柳の手下について再度まとめます。
- 「るろうに剣心 明治剣客浪漫譚」原作では御庭番衆の蒼紫、般若、式尉、火男、癋見が観柳の手下になっていた。
- 「るろうに剣心」実写映画では、御庭番衆の代わりに外印と番神が手下になっていた。
- 「るろうに剣心 北海道編」では、観柳に手下はいないが、井上阿爛を気に入って弟子にスカウトしようとしていた。
観柳は悪役ではありますが、金への美学を持っているキャラなので、志々雄や縁とは違う魅力があります。
ぜひ注目して剣心の世界を楽しんで下さいませ。
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