るろうに剣心の薫は結婚した?4つの差とメディア毎のオススメを紹介!

るろうに剣心の薫が結婚するのか、メディア毎の四つの違いをこの記事で紹介したいと思います。

原作漫画、OVA星霜編、旧アニメ、実写映画の四つに分けて紹介しますね。

それぞれ終わり方が結構違いまして、感想と共にそれぞれのオススメポイントを紹介しますので、是非ご参考になさって下さい。

るろうに剣心の薫の結婚

るろうに剣心の薫の結婚については、メディアによって異なります。

結論から述べると、

  • 原作漫画では、続編の北海道編含め普通に結婚して息子の剣路をもうけている。
  • OVA星霜編では、結婚して息子の剣路をもうけている。
  • 旧アニメでは、最後に結婚した描写はない
  • 実写映画版の「The Final」は、最後に結婚した描写はない。

もちろんリアル世界のように籍を入れる描写とか、結婚式のような描写はありませんが、夫婦として同棲していたら結婚と見なしました。

以下、それぞれ微妙にストーリーや味わい方が異なるので、感想と共に詳しく述べていきますね。

 

るろうに剣心原作漫画での薫の結婚

原作漫画では、普通に最終話の二百五十五幕「新たなる世代へ」で、結婚している描写があります。

原作の漫画は、和月氏が「ハッピーエンドで終わらせたい」という思いで作られたことが、薫が亡くなったか否かを述べる辺りの作者コメントで示唆されておりました。

味方サイドの人はほとんど誰一人不幸になることなく、笑顔で終わっておりますので、この結末は妥当だと思います。

今現在も北海道編として連載されており、結婚して夫婦になった剣心と薫や、出番は少ないですが剣路も出てくるのでぜひ御覧下さい。

北海道編は宗次郎や斎藤一が再登場するだけでなく、新たなキャラも出てきて賑やかなので、これも原作ファンは必見です!

月刊の連載なのが少し待ち遠しいですが、キャラが多いので、誰が活躍するのか含めて、毎回楽しみにさせられる。

そんな作品ですね。

何より、前作で出てきた人気のキャラ達をもう一度見られるのがオススメ。

るろうに剣心OVA星霜編での薫の結婚

さて、次に星霜編ですが、こちらは一応アニメではありますが、絵のタッチが旧アニメや原作漫画と異なり、人を選ぶと思います。

OVA星霜編はストーリー的には、「るろうに剣心 明治剣客浪漫譚」の物語全編を薫目線でダイジェストで流れてから、人誅編のその後の話も少し描かれるような作品です。

星霜編では一応薫と剣心は結婚して夫婦になり、息子の剣路ができます。

しかし、「その後」が問題で、人々を救うために大陸に渡った剣心が病気になり、日本に帰るのですが、薫も同じ病気になり、最後は二人とも衰弱します。

息子の剣路は剣路で、彼女(っぽい存在)の千鶴と一緒に映っており、「俺達、幸せになろうな…」で終わっておりますね。

う~ん、剣心と薫が最後幸せな笑顔で終わっていないので、少し気になる終わり方だな…

そして何より薫と剣心が亡くなることを示唆するような場面で終わっているので、バッドエンドと捉えられることが多いでしょうね。

切ない気持ちにはなりますが、こういう世界もあり得るという、ちょっぴり悲しいパラレルワールドとして捉えるのがいいと思いますよ。

るろうに剣心旧アニメでの薫の結婚

るろうに剣心の旧アニメでは、何と最後のシーンが風水編という少し剣心らしくないストーリーの最後に当たるのですが、なんと、陣風というキャラとの別れで終わっております!

つまり、剣心と薫の結婚の描写は無し。

う~ん、小学生の時、リアルタイムで見ていたけど、少し納得できなかったな…。

え?これで終わり…?

と言うような印象を受けました。

薫と剣心の結婚によるハッピーエンドがなく、少し残念でしたね。

ただ、旧アニメは賛否両論有りますが、個人的には、かなりよく出来たアニメだとは思います。

オススメのポイントは原作にはなかった、追加された話や描写。

たとえば日常会で、キャラの心理描写もあるし、恵と言えば原作含めて左之助との絡みが有名ですが、意外と恵と弥彦が仲良しで結構一緒に行動していることも読み取れます。

またオリジナルストーリーの島原編ではもう一人の飛天御剣流の使い手が現れたりと、原作だけの人も新たな楽しみが得られます。

さらに、原作にもある京都編では、シーンがカットされることもありますが、追加されることも有ります。

たとえば、なんと剣心にやられた後に尖角が改心しかけるシーンもあり、原作のみしか見ていないなら、理解を深める意味でも旧アニメも絶対見て欲しいです。

るろうに剣心実写映画「The Final」での薫の結婚

さて、最後に実写映画の「The Final」について述べます。

佐藤健氏主演のこの映画は、上記の原作漫画や旧アニメよりはまだ記憶に新しいのではないでしょうか?

この映画は原作漫画の人誅編を中心に、原作とは結構異なる展開をした前4作の映画の展開に合わせて作られたものです。

では最後はどうなるかというと、薫と剣心は結婚しません。

正確には、二人が恋愛関係にならなかったというのではなく、薫と剣心が結婚するまでは描写されなかったというところです。

雪代縁の復讐を止めた後、最後に薫と剣心が巴の墓参りに行って、手をつないで歩いて行く場面で終わります。

映画の場合はどうしても尺の関係があり、息子の剣路をもうけるところまで描くのは無理だったと思われます。

そこは少し残念なのですが、今後の幸せを予感させるラストで、映画の終わり方としてはきれいでしたね。

前日譚を描いた「ザ・ビギニング」以外の実写映画4作は原作から少し外れた思いも寄らない展開になります。

なので、これらも少し変わった剣心の世界を楽しめるのが最大のオススメポイントなので、あなたが未視聴なら是非御覧下さい。

るろうに剣心の薫の結婚まとめ

最後に薫の結婚についてまとめます。

薫の結婚は原作漫画、OVA星霜編、旧アニメ、実写映画で結末が異なる。

  • 原作漫画では剣心と薫が結婚し、剣路をもうけて、北海道編につながる。
  • OVA星霜編では、剣心と薫が結婚して剣路をもうけるのは同じだが、バッドエンドのような終わり方である。
  • 旧アニメでは、剣心と薫が結婚するまで描かれず、陣風というキャラと別れて終わり。
  • 実写映画では、剣心と薫は恋愛関係になることを示唆されるが、結婚までは描かれない。

以上、メディア毎で結構異なることが分かると思います。
私は原作漫画が一番しっくりきました。

あなたも一度御覧になってみて下さいませ。

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