るろうに剣心で出る刀一覧紹介!結局どの刀が一番強いのか?

この記事で、るろうに剣心に出てくる刀の中で、名前のついている刀を紹介します。

 

この作品は、主人公の剣心を始め、剣を使う色んなキャラクターが出てくるのですが、名前が作中で明示されている刀は意外と少ないです。

 

そこで、今回はるろうに剣心の作中の、名前がついている刀を使用者と共に、一覧にしてまとめてみましたので、ぜひ御覧くださいませ。

その上でどの刀が一番強力か、考察したいと思います。

この記事では、るろうに剣心の刀に興味がある人に役立ちます。

 

「るろうに剣心」の作中の刀一覧を一挙に紹介!

さて、るろうに剣心本編で出てくる、名前がついている刀を一覧でまとめてみます。

  • 緋村剣心の刀、逆刃刀(影打ち、真打ち)
  • 左之助の刀、斬馬刀
  • 張の刀、連刃刀、薄刃乃太刀
  • 宗次郎の刀、長曾禰虎徹、菊一文字則宗
  • 志々雄真実の刀、無限刃
  • 青龍の刀、青龍大刀(チェンロンダイトウ)
  • 朱雀の刀、朱雀双剣(チューチャソェンギム)

 

人誅編まで一応名前のついている刀を一覧にすると、ざっとこのくらいです。

それぞれの刀を簡潔に紹介していきますね。

■緋村剣心の刀、逆刃刀(影打ち、真打ち)

「るろうに剣心」の主人公、緋村剣心の使う刀は逆刃刀(さかばとう)です。

相手の命を奪わない「ころさず」の精神を具現化したような刀で、峰と刃が逆に作られています。

だから、普通に使っても峰打ちにしかなりません。

もちろんダメージは与えられますが、相手の命を奪うことはない刀です。

そして、逆刃刀には影打ちと真打ちがあります。

刀匠が刀を作るときは、2本以上作って、最も出来がいい物を真打ちとして、神に奉納するのですが、その真打ちが剣心の愛刀です。

それ以外を影打ちとして、世間に流通します。
剣心が物語の最初から持っていたのは、この影打ちだったのです。

性能ですが、主人公の刀なので、強力の一言。

最初に持っていた影打ちでも、最後に宗次郎に折られるまでは多くの敵を退けてきたので、剣心自身の腕もありますが、まあまあ強力な刀だと言えます。

しかし、逆刃刀真打ちは宗次郎の本当の愛刀を軽く凌駕する最高の刀だと言えますね。

これについては後で詳しく述べます。

■左之助の刀、斬馬刀

さて次に左之助の刀ですが、それは斬馬刀(ざんばとう)です。

これは、左之助が剣心と最初に出会って、彼にケンカを売りに来たときに使っておりました。

布をかぶせて正体を隠している時は、弥彦は「槍」だと言っていましたが、突いて攻撃する物ではありません。

戦国時代に使われた馬ごと切り裂く刀で、明治時代にあってはただの骨董品のような刀でほとんど切れませんが、相手に叩きつけることは今でも可能だと左之助が発言しています。

しかし、超重武器のため、剣心にとっては、振り下ろすかなぎ払うかだけの武器にすぎず、ことごとく避けられていました。

剣心は素早さがウリだからね

この剣心との戦いは、終始剣心が圧倒しており、左之助は攻撃を全てかわされ一切勝ち目がありませんでした。

そして、最後には剣心の逆刃刀影打ちに真っ二つにされるのです。

これで終わりかと思いきや、さらに人誅編でも番神の無敵鉄甲を破壊するために、斬馬刀が修理されて再登場しています。

しかし、番神の無敵鉄甲には通じず、今度は斬馬刀は粉々に破壊されました

斬馬刀はケンカ屋斬左(ざんざ)時代の、左之助の相棒とも言える存在だったので、左之助の戦友としては悲惨な最後でしたね。

■張の刀、連刃刀、薄刃乃太刀

さて、十本刀の一人、刀狩りの張が持っていた刀ですが、これは連刃刀(れんばとう)、薄刃乃太刀(はくじんのたち)です。

蓮馬刀は刀の先端だけ、微妙に二股になっているような刀です。

張曰く、同じ傷を短い間隔で2つ付けられると、傷口の治療がうまくいかず相手の命を奪うと言っておりました。

しかしこの刀は剣心に一瞬で折られていたので、あまり強度は強くないと言えます。

そして張の切り札、腰に巻いている薄刃乃太刀(はくじんのたち)です。

刀でありながら、ムチや新体操のリボンのように刃の部分を薄ーくした刀です。

これは刃の強度を保ったままできるだけ薄くしたもので、触れるともちろん斬れます。

剣先が僅かに重くなっていて、張にとっては、ムチのように刃を自在に操ることができます。

また、張はサラシのようにこの刀を腹部に巻いていたのです。

最初は、刀のない剣心相手に遠距離攻撃できる刀として張が圧倒しておりましたが、逆刃刀真打ちを持った剣心に懐に入られて、攻略されてしましました。

確かに便利なのですが、剣心のような速すぎる相手にはあまり通用せず、かえって不利になる武器だと思います。

初対面の天草翔伍相手にも張が使っておりましたが、こんな小手先の武器が通じるわけもなく、あっさりやられました。

刀狩りでありながら張の武器は不遇と言わざるを得ないね…。

 

■宗次郎の刀、長曾禰虎徹、菊一文字則宗

次に最強の十本刀、宗次郎の刀ですが、まず長曾禰虎徹(ながそねこてつ)です。

大業物三十一工の1つで、要するに由美曰く、侍達がのどから手が出るほど欲しいものらしく、数多の日本刀の中でも屈指の名刀のようです。

これは最初に剣心が志々雄と新月村で会ったときに、宗次郎が剣心と対決するために志々雄からたくされた刀で、正確には志々雄の刀です。

剣心にとって宗次郎は楽以外の感情が欠落しており、出方が分からない相手だったので、抜刀術の打ち合いになったのです。

しかし、ここで長曾禰虎徹はひびを入れられたものの、逆刃刀(影打ち)を破壊しました。

さすが名刀…剣心の逆刃刀が折れちゃった!

と思ったのをハッキリ覚えています。

そして比叡山の志々雄のアジトで、宗次郎が剣心と本気で戦うときに使ったのが宗次郎の愛刀、菊一文字則宗(きくいちもんじのりむね)です。

この刀は、長曾禰虎徹以上の幻の名刀でしたが、剣心の逆刃刀真打ちに破壊されてしまいます。

宗次郎曰く、「新月村の時とは真逆の結果になってしまいました」とのことですが、まさにその通り。

それほどまでに逆刃刀真打ちは、いい刀だと言うことでしょうか。

 

■志々雄真実、無限刃

さて、剣心の永遠の宿敵、志々雄の刀は無限刀(むげんじん)です。

志々雄の愛刀で、ギリギリ刃こぼれを起こさないように、のこぎりのようにギザギザにした刀で、さらにこれまで志々雄が斬った人間の脂(あぶら)により炎を出すことが出来ます。

のこぎりのようにしてあるのは、刃こぼれを起こさず、彼が永遠に人を斬って弱肉強食を体現していくためで、彼の冷徹な思考を体現してあるかのようです。

この剣自体は、私は強力ではないと思います。

これは剣心が火炎自体の攻撃力は決して高くないと言っていますし、途中までは疲れ切った剣心でも対抗できました。

ただし、彼の二の秘剣、紅蓮腕(ぐれんかいな)が非常に強力で、剣心もこれで一度やられかけました。

手に仕込んだ火薬を爆発させる技ですからね。

剣心も、目の前で火薬を爆発させられたらひとたまりも無いよね

→志々雄の異常な強さの秘密についての記事はこちら

■青龍の刀、青龍大刀(チェンロンダイトウ)

次に人誅編の青龍(せいりゅう)の刀が青龍大刀(チェンロンダイトウ)です。

彼は、黒星の部下でしたが、技を見切ることに長け、カウンター狙いの戦いをします。

青龍の頭を象った薙刀のことですが、これは斎藤の得意技、牙突で粉々に砕かれてしまいました。

斎藤の愛刀の日本刀ですが、あくまで自己申告で無銘の刀といっていましたので、大した名刀とは思えません。

だから、それに砕かれる青龍大刀(チェンロンダイトウ)はそこまで大した武器だとは思えませんね。

ちなみに青龍自体は、牙突を繰り出すかのような突進力で近づかれ、顔面を鷲掴みにされて頬骨を粉砕されました。

ちなみに斎藤は力自慢のケンカ屋、左之助を軽く凌駕する体術の持ち主ですので、青龍では勝てる見込みがありませんね。

斎藤と左之助が戦ったときは二回ともフルボッコだったもんね、青龍じゃ相手が悪いよ

と思いました。

 

■朱雀の刀、朱雀双剣(チューチャソェンギム)

最後に朱雀の刀を紹介します。

彼の愛刀、朱雀双剣(チューチャソェンギム)は、人誅編のラストで黒星の部下、朱雀が使っていた武器で、朱雀の羽を象った鍔がある双剣と、それによる模倣剣術の総称であります。

蒼紫の小太刀二刀流を相手に最初は互角の戦いを繰り広げていったのですが、双剣の片方を蒼紫の真剣白刃取りで折られてしまいます。

そもそも、蒼紫は拳法家なので、体術により相手を圧倒することも出来るので、それを知らない相手が弱すぎると言わざるを得ないですね。

「朱雀や青龍じたいが噛ませ犬っぽいし、蒼紫に素手でつぶされる、まあしょぼい武器でしょう(笑)」

と思いましたね。

→この噛ませ犬「四星」のランキングの記事はこちら

「るろうに剣心」作中の刀でどれが最強か?

最後に「るろうに剣心」作中でどの刀が最強か、考察したいと思います。

やはり逆刃刀(真打ち)が一番強力だと思います。

主人公の刀というのもありますが、この逆刃刀は、通常の刀とは刃と峰が逆向きに打たれているんです。

だから普通に使っていては、単なる「峰打ち」になり、相手の命を奪うことはありません。

しかし、その状態でも逆刃刀真打ちは、たとえば宗次郎の菊一文字則宗を真っ二つにし、ほとんど刃こぼれを起こしておりません。

まあ相手の刀を破壊して、さらに勝利するまで至っているのは、奥義「天翔龍閃」を使っているのもあるでしょうけど、それでも逆刃刀真打ちは北海道編になった頃でも現役です!

これは驚くべき強力さではないでしょうか?

刃こぼれを起こさないと言えば、人誅編の敵、外印の操る肉だるまのような人形、猛襲型夷腕坊参號機を「天翔龍閃」で破壊したあとでも普通に使えていますからね。

耐久性も一番イイと思います。

まさに最強の刀と呼ぶにふさわしい剣、それが逆刃刀真打ちです。

→逆刃刀を作った人の記事はこちら

「るろうに剣心」の最強の刀、番外編!隠された強さがある武器!その名は斬馬刀

おまけとして番外編の最強武器を紹介します。

それは斬馬刀

前述の通り斬馬刀は、初期の頃のケンカ屋をやっていたころの左之助が使っていた刀です。

これは、かなりの重量系武器ですが、左之助はいとも簡単に、これを扱うほどの力自慢でした。

かなり強力そうですよね、一見。

ただ、この斬馬刀ですが、実はこれは二回も破壊されています。

まず剣心の逆刃刀(影打ち)に折られ、二回目は番神に破壊されというさんざんな扱いの刀です。

しかも、両者とも相手に大きなダメージを負わすことなく終わりました。

一見強そうなのに

しかし、この斬馬刀が唯一最強武器として活躍する場があったのです!

それはPS1のゲーム「るろうに剣心 維新激闘編」というゲーム!

これは「るろうに剣心」をもとにした格闘ゲームなのですが、これに斬馬刀が登場しております。

 

斬左(ざんざ)というキャラ名で、斬馬刀を持った状態の左之助で戦えるのです。

で、作中、一度剣心と戦ったとき、頭上でグルグル回して、それを剣心にたたきつけようとしたシーンがありましたね。

このゲームでは、それが使えます。

左之助が「ウリャウリャウリャウリャー」というかけ声と共に、相手に叩きつけるのですが、命中すると、体力ゲージの9割奪う、超威力です!

嘘っぽいですが、これは本当!

「え?!斬馬刀ってこんな強かったの?」

と思ったのをハッキリ覚えています。

原作では不遇な扱いでしたが、ゲームでは優遇されておりました(笑)。

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました