るろうに剣心の斎藤一の強さはどれくらい?作中で5位の実力者である理由を考察!

るろうに剣心の斎藤一の強さをこの記事で紹介します。

斎藤一はもと新撰組三番隊組長の長身の男で、人斬り時代からの剣心のライバル的存在です。

京都編の最初に神谷道場に出てきたときも、恐ろしい強さで初めて剣心も追い詰められました。

では彼はどれくらいの強さなのでしょうか?

この記事で紹介しますので、ネタバレ注意でぜひ御覧下さい。

るろうに剣心の斎藤一の強さ

さて、斎藤一の強さですが、私が出した結論として、主要な猛者の強さを不等号で示すと

比古清十郎<志々雄<剣心<雪代縁<斎藤一=宗次郎<蒼紫<安慈<左之助

だと思います。

※ただし、北海道編で出てきた人物やアニメオリジナルキャラの天草翔伍などは除外しております。

 

このランキングは、主に初めて斎藤一が負けた志々雄との戦いや各キャラの発言や戦いの様子から考察しております。

斎藤一より強いキャラの強さについてのランキングの考察

では次に、なぜ

比古清十郎<志々雄<剣心<雪代縁<斎藤一=宗次郎<蒼紫<安慈<左之助

という結論に至ったのかの理由を、斎藤を中心に述べていきます。

まず、比古清十郎<志々雄<剣心<斎藤一は確実に言えると思います。

「自分が出たら志々雄を倒せる」という比古清十郎がトップなのは文句なしとして、さすがに志々雄よりは斎藤は弱いと思われます。

 

なぜなら志々雄戦の時に、剣心は直前に二連戦してかなり負傷しているに関わらず、志々雄の紅蓮腕を出されるまで志々雄とやりあっております。

一方で、斎藤一は負傷しているとは言え、宇水と戦った時に足を負傷している程度なのに、志々雄の手刀と紅蓮腕(っぽい技)で、わりとすぐやられております。

しかも剣心は「ころさず」の信念があるから、相手の命を奪う戦いはせず、多少命を奪わないよう配慮する面があると思うのです。

それに対して、斎藤一は最初から志々雄の首を取ろうと不意打ちまで仕掛けて、本気で志々雄の命を奪おうとしております。

しかし、斎藤一は志々雄にあっさり返り討ちに遭ってしまいました。

斎藤一は牙突という最大の得意技で一撃で相手を倒すのは向いていても、戦いがそれに偏っているため、それが利かなかった相手との長期戦には向かないのかもしれません。

その意味で、相手に合わせて柔軟で万能な戦い方が出来る剣心より下です。

剣心には天翔龍閃があり、それで最終的に志々雄を退けますが、斎藤は奥の手の牙突零式もあっさりかわされたし、これが通じないなら他の技も通じる見込みが無いと思いますね。

う~ん、斎藤一は強いけど、技のバリエーションが剣心よりは少ないのがきついね…

斎藤一より弱いキャラの強さについてのランキングの考察

さて、次に斎藤一より弱いと思われるキャラですが、左之助に関しては二回もボコボコにしていた上、弐回目は拳だけで負かせております。

よって、絶対に左之助は斎藤一より弱いです。

言葉でもぼろくそに言っているため、左之助は斎藤一には頭が上がらないキャラとなりました(笑)。

ちなみに北海道編でも馬鹿にされておりますね(笑)。

で、蒼紫ですが、この二人が戦ったことが無いので少し判断が難しいです。

結論として、蒼紫よりは斎藤一の方が強いと思います。

よって、剣心との戦いから間接的に推理します。

蒼紫の場合は、観柳邸で苦戦したと言っても、一応はのど笛を突くことで下しているし、二回目の志々雄のアジトでの再戦も紙一重で下しております。

つまり、蒼紫に関しては剣心が倒したというはっきりした証拠があるのです。

それに対して、斎藤一の場合は、神谷道場で戦いましたが、首に一撃をくらわすものの、相手を下すまでには至っておらず、決着も付いてません。

※戦いのクライマックスで道場に川路や大久保が戦いを止めに来たというのもありますが。

何より斎藤一との戦いで一番大きいのが、剣心は人斬り時代に人格が戻る必要があったと言うこと。

この時は一人称がもともとの「俺」となっておりましたね。

これは蒼紫の時には見られなかった現象です。

いつもの「拙者」が一人称の剣心のまま勝利しました。

なので、剣心にとって、斎藤一の方が「蒼紫より苦戦した相手」という証拠になるのでは無いでしょうか。

斎藤一と互角の可能性のあるキャラの強さの考察

では、残った猛者のキャラとして、安慈、宗次郎、雪代縁などが挙げられます。

この辺りはもう判定がかなり難しいです。

剣心と戦っていない安慈や、目にも映らない速さの宗次郎、狂経脈を持つ雪代縁。

 

しかし、宗次郎は北海道編で永倉と会ったとき、「僕の縮地を敗れる人、実際に破った人、差し違えてでも縮地を敗れそうな人」を知っているという言葉を発していました。

「敗れる人」=志々雄で、「破った人」=剣心なのは確定として、宗次郎が出会った人の中で推理すると「差し違えてでも敗れそうな人」は斎藤一だと思われます。

宗次郎が出会ったのは他に左之助と蒼紫が居ますが、剣心より劣る左之助では無理でしょうし、北海道編でほとんど出番の無い蒼紫を挙げるのは不自然だから、消去法的に斎藤のことでしょうね。

ここでポイントとなるのが「差し違えてでも」という表現で、宗次郎が斎藤一を互角程度だと見なしている証拠だと思います。

それにこの発言は、斎藤一より剣心が強いことを支持する証拠にもなりますね。

 

そして、安慈は十本刀最強の宗次郎より弱いと仮定すると、

斎藤一=宗次郎<安慈

という式が成り立ちます。

最後に雪代縁ですが、狂経脈があるため、痛みをほぼ感じないターミネータ的な存在だとすると、それを破らないと斎藤一に勝ち目は無いでしょう。

龍鳴閃みたいな相手の聴覚にダメージを与える技があればいいのですが、現状で斎藤一にそんな技があると思えないので、

雪代縁<斎藤一=宗次郎<安慈

だと思いますね。

よって、これらを総合した結論として、

比古清十郎<志々雄<剣心<雪代縁<斎藤一=宗次郎<蒼紫<安慈<左之助

という感じになりました。

蒼紫と安慈はひょっとしたら逆かもしれませんが、左之助は安慈をまぐれとはいえ何とか倒せたのに対して、蒼紫には一切勝てていないので、こうしました。

実際に実写映画では蒼紫にボコボコに殴られていたし、旧アニメでも軽く左之助の拳がかわされていましたからね。

るろうに剣心の斎藤一の技

では次に斎藤一の技を紹介します。

ここでは原作に出てきた技のみとし、ゲームに出てきた技は除外しますね。

斎藤一の技1 牙突一式

斎藤の得意中の得意技で、これだけで左之助程度の実力の者なら下せる技ですね。

左之助はまずこの一撃で肩に大けがを負い、恵の治療を受けます。

ちなみに拳だけでも可能で、実際に左之助の顔面にけがを負わせました。

「斎藤一は作中一の左之助キラーでしたね(笑)。防御をおろそかにしているから」

実際に剣心も苦戦しておりましたが、さすがに宇水や青龍、八つ目など後半の敵にはこれだけでは通じないようですね。

 

斎藤一の技2 牙突二式

次に斜め上から振り下ろす牙突二式。

これは剣心と神谷道場で戦っていたときに披露した技で、本気で戦うときに使うようです。

実際に牙突一式より威力があるようですが、人斬りに戻りかけた剣心には通用せず、返し技を食らわされました。

ちなみに旧アニメ版では志々雄にも使っていましたが、通用しなかった不遇な技です(涙)。

斎藤一の技3 牙突三式

次に対空迎撃用の牙突三式です。

これは、剣心が最初の牙突をジャンプして避けたときに、剣心を串ざしにしかけた技です。

いきなり仕掛けられて剣心も不意打ちを食らったような顔でしたね…。

空中と言うことで制御が聞きにくいので、滅多に使う機会はないものの、あたれば致命傷になりかねない恐ろしい技だといえます。

斎藤一の技4 牙突四式

この四式(ししき)は北海道編でしか出てこない技ですが第42幕「林檎の園と阿部十郎」で、劍客兵器の雹部双に対して永倉の提案で使った技です。

初動をできる限り簡略化して瞬撃に特化した牙突。

無拍子からの最短、最速、正確な一撃をたたき込む技です。

実際に雹部双の頭を貫き、奇襲には優れますが、ただ威力は最も低いらしいので、雹部双を倒すには至りませんでした。

→同じ新撰組の永倉の恐ろしい強さの記事はこちら

 

斎藤一の技5 牙突零式

これが斎藤一の奥の手で、至近距離から上半身のバネだけで放つ零式(ぜろしき)です。

志々雄の時は不発でしたが、宇水と八つ目にはクリーンヒットし、大けがを負わせました。

特に宇水はそれだけで真っ二つになり敗北し、負け惜しみを言う始末…。

八つ目は苦しみの嘆きを発しておりました。

シンプルに痛そうでかわいそう…

 

斎藤一の技6(?) 悪即斬

最後に、斎藤一の技というか信念ですが、それが「悪即斬」です。

簡単に言うと、自分が悪だと感じた存在を容赦なく斬ると言うことです。

つまり、「命を取るまで容赦しないぞ」ということで、ここが剣心との一番大きな違いです。

斎藤一は、最初から手加減無しで全力の本気でかかってくることです(笑)。

宇水と戦った後の、「貴様(斎藤)という奴はどこまでも容赦しない奴だな…」という彼の辞世の句にも現れております。

そして、人誅編の最後の方で剣心も、「牙突を攻略しただけでは斎藤一を倒せない」と言っておりましたが、その通り。

その任務遂行への精神力の強さは作中でもトップクラスで、気を抜いたら負ける存在なのでしょうね。

 

るろうに剣心の斎藤一の強さまとめ

この記事で、斎藤一の強さについて紹介しました。

最後にまとめます。

  • 斎藤一の強さをランキングすると、比古清十郎<志々雄<剣心<雪代縁<斎藤一=宗次郎<蒼紫<安慈<左之助になると思われる。
  • 志々雄との戦いより推測して斎藤一は剣心よりは弱くて、宗次郎の台詞から彼と同じくらいの強さだと推測できる。剣心との戦いから察して、蒼紫よりはやや強いと推測される。
  • 斎藤一の技として、牙突一式、二式、三式、四式、零式があり、そして「悪即斬」という信念が彼を強くしている。

斎藤一は北海道編でも現役で出ているキャラですが、前作よりもその強さは少しなりを潜めているような感じを受けました。

しかし絶対に活躍が見込まれるキャラなので、見守っていきましょう。

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