「るろうに剣心」の天草翔伍の強さについてこの記事で紹介します。
あなたは、「天草翔伍って?」と思われましたか?
それとも「ああ、あいつね」と思いましたか?
るろうに剣心の天草翔伍は、旧アニメ版の京都編の後の島原編で出てきたキャラです。
最終的に剣心に下されましたが、単純な強さだけで言うと、私は翔伍は剣心より勝ると思います。
これは、京都編で左之助が安慈を下しましたが、「単純な力だけなら左之助より安慈が上だった」と剣心が評価したのと似たようなニュアンスです。
るろうに剣心の天草翔伍の強さ
これは賛否両論有るでしょうが、私は天草翔伍は普通に剣心より単純な実力では強いと思いますね。
天草翔伍は飛天御剣流を剣心以上にほぼ完璧に使いこなしており、それだけでも圧倒しておりました。
さらに、剣心と天草翔伍との初回の夜の対決では、彼が開発した飛天御剣流、雷龍閃で、剣心の視力を奪っております。
普通はこれだけで、もう大ピンチだよね。
そこで勝負有りと見なされて勝負が終わりましたが、そのまま戦いを続けたら、剣心は負けて命を取られたと思います。
2回目の対決では、剣心が下しているものの、これには天草翔伍にとって不利な条件がそろっており、それによるものが大きいと思いますね。
それを以下で解説します。
天草翔伍との2回目の戦いで剣心が勝てた理由3つ
私は天草翔伍の方が剣心より強いと思いますが、
「あれ?剣心が2回目に勝ったから剣心の方が天草翔伍より強いんじゃ無いの?」
と思われましたか?
2回目で剣心が倒せたのは、3つ理由があると思っております。それを紹介しますね。
剣心が勝てた理由その1
初回の戦いを経験して剣心が天草翔伍の動きを読んでいたことがまず一つ。
これは薫達が言及しておりました。
剣心ほどの剣客なら初回での戦いより、同じ相手と2回目以降に戦ったときの方が圧倒的に有利なはずです。
剣心は読みを頼りに戦いますからね。
剣心が勝てた理由その2
そして2点目、このときは天草翔伍がうたれて負傷していたこと。
これは天草翔伍にとって大きいハンデで、飛天御剣流の技を本気で出せないと思います。
目が見えなかったのに関わらず、剣心はそれも察知しておりましたね。
うたれて負傷したら当然苦しくなる。
これは天草翔伍が神の子では無く普通の人間であることを示唆したシーンだと思います。
剣心が勝てた理由その3
これら2つの理由だけで、最後の剣心と天草翔伍の戦いは公平とは言えませんが、次の3つ目が決定的だと思います。
それは剣心により、天草翔伍が心の内面を探られたこと。
「妹の病気を治したくて、人々を幸せにしたくて、理想と現実のギャップに苦しんでいないか」と剣心に図星をつかれます。
このことで天草翔伍は大分動揺したと思いますね。
この戦い方は、2回目の蒼紫戦と同じで、剣心は相手の心に諭すように戦い、相手の目を覚まさせます。
それにより、相手は本来の良い人柄を取り戻していき、相手の命を奪おうとする危険性はそがれるのです。
もともと天草翔伍と蒼紫は、志々雄のような悪人ではなく、根本的には誰かのために戦っているため、相手の命を奪うのは好まないと思います。
※天草翔伍の人柄については以下でも触れます。
だから、本来の自分を目覚めさせると、単純な戦闘力というか、危険性や凶暴性は削がれると思いますね。
逆に言うと、蒼紫も天草翔伍も単純に剣心の命を奪おうとする修羅状態の凶暴な心理で謙信と戦ったときは相当な強さでした。
よって、多分その修羅状態のまま戦ったなら、剣心はタダではすまないと思われます。
るろうに剣心 天草翔伍まとめ
この記事では、天草翔伍の強さを中心に彼が負けた理由を3点述べました。
まとめます。
- 初回の戦闘から考えるに、天草翔伍の純粋な力自体は、剣心より上の可能性がある。
- 飛天御剣流を剣心以上に使いこなしており、新たな技まで開発している。
- 剣心が最終的に勝てた理由としては、剣心が天草翔伍の動きを読んでいたこと、天草翔伍が負傷していたこと、剣心が天草翔伍の本心を見抜いて彼が動揺したこと、という三つの理由が考えられる。
以上、島原編はつまらないという意見もあったりしますが、天草翔伍という謎の剣心が出てきて先が読めない展開になるので、一度は見て欲しいです。
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