この記事では、るろうに剣心の北海道編で味方になった宗次郎について紹介します。
宗次郎と言えば、るろうに剣心で、いつもにこにこしているあの少年です。
彼はもともとは志々雄の配下として剣心達に立ちはだかった敵でした。
彼は普段は感情を表に出さないので、何を考えているか分かりませんよね?
そこでこの記事では、彼がこのまま裏切らずに味方でいてくれるのか、また剣心側につく理由を考察していこうと思います。
この記事は、るろうに剣心の北海道編を愛読している人、宗次郎が好きな人に役立ちます。
るろうに剣心の宗次郎は味方のままでいてくれるか?
では、まず最初に私が考えた結論を紹介しますと、
北海道編の宗次郎は、裏切ったりせず最後まで味方で居続けてくれると思います。
左之助は「いつ裏切ったりするか分かったもんじゃねーぞ」とか言っていましたが、これは大丈夫だと考えます。
他の十本刀もしかりです。
ほぼ裏切ることはないでしょう。
では、なぜ「裏切らずに味方でいてくれる」と言えるのか。
それを考察していきますね。
宗次郎が味方でいてくれる理由その1
まず、宗次郎が裏切らず、最後まで味方でいてくれそうな理由の一つ目としては、彼の親玉である悪鬼、志々雄がこの世に既にいないからです。
宗次郎は彼の言いなりになっていた状態でしたからね。
同じく十本刀である刀狩りの張の言葉ですが、「志々雄様亡き今、突っ張っても仕方ない」ということを言っております。
逆に言うと、志々雄がいたら、明治政府を憎み政府に報復するため、また弱肉強食という彼の摂理のために、働かされる理屈があります。
特に宗次郎にとって、志々雄は命の恩人でもあり、大きな存在を与えた人物ですからね。
宗次郎は、現役の志々雄に逆らうことは出来なかったでしょう。
しかし、もう志々雄はいないので、宗次郎始め十本刀はそれぞれの理屈で動くことが可能なわけです。
よって、宗次郎が剣心の敵になる可能性は低いと思われます。
国盗りの障害になるため志々雄が剣心と敵対するのはわかりますが、もともと宗次郎自身は、剣心と敵対する理由もありませんからね。
ちなみに、他の十本刀の張たちも、裏切ることはほぼ無いと思われます。
安慈はもともと人格的に出来た人だし、他の張、鎌足、蝙也も、協力したら充分な恩赦が下るとされ、途中で逃げたら重罪なので、裏切るメリットはありませんからね。
剣心達に私怨も少なく、それぞれの願いのために動いてくれると思います。
宗次郎が味方でいてくれる理由その2
宗次郎が味方でいてくれると思われるもう一つの理由。
それは、宗次郎が自分なりの「答え」を探し求めて旅をしていることです。
「答え」とは、京都にいた頃は、「志々雄が正しい」のか「剣心が正しい」のかで迷っていましたが、そんな二者択一ではない、本当の「彼なりの答え」です。
北海道編で剣心が宗次郎と再開したとき、宗次郎本人の口から、
「本当の答えを探したけどやはり見つからなくて」
と言うことを口にしておりましたし、
「緋村さんの側にいれば見つかるかも知れない」
ということを本人が発言していました
よって彼がこだわっている、自分なりの「答え」を探すために、剣心の近くにいてくれる可能性は高いわけです。
おそらくですが、宗次郎は
「北海道を支配している剣客兵器一派の中の誰かと戦って、自ら答えを導き出す展開になるのではないか」
と私は予想します。
るろうに剣心の宗次郎の動向について、確執のある栄次とはどうなる?
でも、宗次郎も唯一、解決しなくてはいけない問題があります。
それは、志々雄と宗次郎が新月村を支配したときに出会った、新月村の住人、三島栄次のこと。
北海道編で、栄治と宗次郎が初めて再開したときに、栄治は敵として面識のある宗次郎に激しい憎悪と怒りの感情を向けていましたからね。
「志々雄のクソ野郎に侵略された新月村の三島栄治だ!!」
と憎悪を向けて叫んでいたのが印象的です。
その場の一触即発の状況は、他のメンバーにより収められましたが、彼の中には怒りと憎悪が渦巻いてました。
さらにその後、凍座白也に剣心達が会いに行ったときも、拳銃を宗次郎に向け、立場的には味方サイドの彼を今にも撃とうとしていたのです。
このときは何とか冷静さを取り戻し、栄治は宗次郎を撃たないでいました。
栄次と宗次郎は圧倒的に実力差があります。
だから、栄治が安易に宗次郎に襲いかかることや、宗次郎自身が栄治を敵視することはないと思われますが、彼らの過去の問題は解決する必要があります。
さすがに確執のあるまま物語は終わらないでしょうし。
るろうに剣心の作風的に、栄治が張パワーアップして宗次郎を倒すことは考えにくいので、彼らは、最終的には言葉によってお互いの着地点を探っていくと思われます。
まとめ るろうに剣心の宗次郎は味方でいてくれるか
ここまでで宗次郎が、味方でいてくれるのかを考察しました。
今回考察したことをまとめます。
- 宗次郎は志々雄がもういないため、剣心と戦う理由がない。
- むしろ宗次郎は自分の答えを見つけ出すため、剣心の側にいたがっている。
- 宗次郎自身が剣核兵器と戦って、答えを見いだすという道が考えられる。
- 三島栄次との確執は栄次との戦いではなく、言葉を交わすことで解決される可能性がある。
以上の理由から、宗次郎が敵に回ることは考えにくいのではないでしょうか?
彼が最終的にどうなって、答えを求めていくのか、北海道編の見所の一つでもあります。
私はこういう過去キャラが再出演して深掘りされるのが好きなので、とても楽しみなところです。
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