この記事では、「るろうに剣心」のあらすじを簡単に紹介したいと思います。
この作品自体は、90年代のジャンプの漫画ですが、最近になってから、俳優の佐藤健が実写で剣心を演じられました。
しかし、
るろうに剣心ってアニメ、映画化されてよく名前を聞くけど、実は内容が分からない!
ということもあるでしょう。
そこで、今回、るろうに剣心のあらすじを原作ベースで紹介します。
全体の枠組みだけではなく、各編のあらすじや見所も紹介しますね。
ぜひご参考になさって下さい。
極力伏せますが、記事の性質上、多少ネタバレが含まれますので、ご注意下さい。
「るろうに剣心」全体のあらすじ、簡単に説明
まず、「るろうに剣心」の全体的なあらすじを最初に述べます。
主人公は、幕末の京都で「人斬り抜刀斎」と恐れられた剣客・緋村剣心(ひむらけんしん)と言います。
彼は、左頬に十字傷を持った凄腕の美青年(美少年)剣士。
ぶっちゃけると、剣心のルックスが気に入ったら、もしくは嫌悪感を抱かなければ、この作品は本当にいい作品なので、絶対見て欲しい作品です!
で、彼はあるきっかけから、相手の命を奪わない「ころさず」の誓いを持ち、「流浪人(るろうに)」となって、明治の日本を渡り歩いてきたわけです。
そして、舞台は京都からがらっと変わって、明治11年の東京となりました。
そこで、毎夜、無関係な人を巻き込んで辻斬りをはたらく「人斬り抜刀斎」を追いかけていた、少女剣士・神谷薫が剣心と出会ったところから、この物語がスタートします。
「るろうに剣心」の東京編のあらすじや見所の簡単な紹介
さて、ここからは「るろうに剣心」の各編のあらすじを紹介します。
まず東京編からいきましょう。
この東京編は、剣心が薫と出会ってからのお話で、彼の流浪人その目に映る弱き者を救いながら仲間と出会っていく話がメインになります。
なんと言ってもここでの見所は、主人公、剣心の圧倒的な戦闘力です。
蒼紫や刃衛など、時折かなり苦戦する相手も居ますが、ほぼ敵無しです。
原作→旧アニメ→新アニメなんだけど、一生うーん…ってなってる🥲
原作のね、自分に恨みを持つ何者かに声をかけられたのか探る感じと孤独が滲み出る目線?新旧共に全然アニメで表現されてなくてすげー残念。ここ、みんなは単純に振り向いてとぼけ顔剣心って解釈なん?そうなん…? pic.twitter.com/X8wvUecLSp— for.M (@mon9_g) September 27, 2022
水戸黄門ではありませんが、悪を成敗するのがスカッとします。
実はこの東京編は、あらすじというのはあまりなく、剣心の仲間が増え、何人か剣心に対峙する存在が出てきて、それをやっつけて弱者を救う話がメインです。
アニメで言うと日常回も沢山ありました。
この東京編は、純粋に剣心というキャラ、世界観を味わうのに最適なストーリーではないでしょうか。
東京編は、見所として、剣心が無双する話が結構多いので、気楽に「るろうに剣心」の入門として楽しんで下さるのがオススメです。
「るろうに剣心」の京都編のあらすじや見所の簡単な紹介
さて、次に京都編のあらすじを簡単に紹介しますが、ここはうってかわって、少年誌漫画っぽく結構戦いにシフトした話になります。
主人公の永遠のライバルというか、宿敵である志々雄が、京都で暗躍しているので、その陰謀を止める話です。
一言で言うと、志々雄一派VS剣心一派との戦いですね。
志々雄とは、剣心の後継者となる影の暗躍者で、その存在が明らかになると明治政府の根幹を覆す存在になるということで、明治政府に始末されてしまいます。
具体的には焼き討ちを食らって大やけどをして包帯男になったのですが、志々雄はなんといきておりました!
そして、志々雄は、その人並み外れた実力と野心で、京都を火の海にして、明治政府に復讐しようとするのです。
それを食い止めようとする剣心達。
京都編は当初、剣心が東京に仲間を置き去りにして、一人で立ち向かおうとしようとするのですが、その仲間達と最後は共闘するのが熱いのです。
この京都編のいいところは、関連するキャラ全員に見せ場があり、全編中最も熱い展開になるので、志々雄一派との戦いだけでも見て欲しいところ。
見所として、剣心が初めて苦戦したり葛藤したりと大きく悩むのがこの京都編です。
志々雄や十本刀との戦いだけで無く、最初の斎藤との再戦からしても熱いので、是非読んで欲しいパートですね。
斎藤一の『牙突』本当に隙がないから必殺技なんだよな。添えた右腕すら技の一部だからな。 pic.twitter.com/xNrzA5qKh9
— 白執事 (@Q94RkJLNWgzko7v) October 2, 2020
「るろうに剣心」の人誅編のあらすじや見所の簡単な紹介
最後に人誅編のあらすじも簡単に紹介しますね。
この人誅編も戦い絡みになるのですが、京都編が少年誌的な熱いバトル展開に対して、こちらはシリアスな戦い展開になります。
相手は雪代縁(ゆきしろえにし)。
剣心の義理の弟となる存在で、彼はとある事情で、剣心に復讐しようとするのです。
雪代縁、原作・OVA・実写映画でそれぞれ地味にキャラクター像が異なるんだけど最も屑度が高いのは間違いなく原作で、逆にOVA(星霜編)の縁が復讐者として一番綺麗だと思う(単独で来るし無関係な人達は間接的にも一切手にかけないし、復讐者としての純度が高い) pic.twitter.com/epHCLHcK1q
— 雨音 (@klangregen105) May 31, 2021
雪代縁は、志々雄のようにドシンと構えて居るタイプではなく、どちらかというと陰湿で心理的に攻めてくるような面があります。
なぜ、雪代縁が剣心を執拗に狙ってくるかは、剣心の過去に由来しており、そこで剣心の口から、その経歴が明かされます。
途中かなりショッキングなシーンもありましたが、物語の核心に触れる内容が含まれますので、ぜひ人誅編も見て欲しいところではありますね。
この話は主人公、剣心の十字傷などの過去の秘密にも触れているので、本当の意味で剣心を理解しておきたかったら、ぜひ読んで欲しいと思います。
人誅編は京都編と違って、何と主人公の剣心が不在、さらに薫が不在のシーンなどがあり、なかなか暗い気持ちになりますが、そこから誰がどう復活させていくのかがみどころです。
ちなみに人誅編だけは、アニメでは放映されておらず、必ず漫画で御覧下さい。
原作についての記事はこちら。
どうしてもアニメで見たい場合、OVAで見るしかなくなります。
※ちなみにOVAでは追憶編と星霜編と言い、人誅編は旧アニメでは京都編の後にも放送されません。
その代わりにアニメでは京都編の後、島原編や風水編などという別の話を放送されていました。
興味があればそこもチェックして欲しいと思います。
るろうに剣心のあらすじ、簡単なまとめ
るろうに剣心のあらすじを、再度簡単にまとめます。
- 東京編では、剣心が薫、弥彦、左之助と出会い、その圧倒的な強さで弱き者を助けていく、「るろうに剣心」の導入的な内容に当たる。剣心の圧倒的な戦闘力や人柄を、気軽に楽しめるお話である。
- 京都編は、宿敵、志々雄真実の暴走を止めるべく、剣心達が志々雄一派と戦う、バトル漫画的内容。剣心が苦戦したり葛藤したりするシーンだけでなく、仲間一人一人に活躍の場面がある総力戦的な熱いお話である。
- 人誅編は、剣心への復習をもくろむ義理の弟とその仲間達との戦いであるが、剣心の過去に触れたりし、物語の核心的な内容を含む。剣心がピンチに陥り、不在になるシーンなどもある。
どうでしょうか?
「るろうに剣心」はかなり古い作品ではありますが、テーマも深いものがありますし、それぞれのキャラに活躍の場面がある作品です。
今回は原作漫画ベースの内容でしたが、旧アニメではまた違う話があるのでそれも興味があればチェックしてみて下さいませ。
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