セーラームーンは多くのキャラが登場しますが、この記事で、彼女らの年齢層を紹介します。
セーラームーンは、古い作品ながら、キャラの設定も結構作り込まれていて、さらに、うるっとする悲しいシーンや心温まる恋愛シーンもあります。
ただし、どんなに名作でも、視聴者の性格や年齢層によっては、あまり楽しめない場合もあるのです。
そこで今回は、
- 現実に「セーラームーン」をオススメできる子どもの年齢層はどのくらいか。
- 実際にリアルタイムで見ていた人の年齢層はどのくらいか?
- どのような人なら「セーラームーン」を楽しめるか、楽しめないか
を紹介したいと思います。
セーラームーン達の年齢層は?
まず、セーラームーン達の年齢層ですが、結論から言うと、メインの五人は中2~高1です。
そして、実際にリアルタイムで見ていた人の年齢層は、30代後半~40代と思われます。
セーラームーン達の詳しい年齢は以下の通り。
- セーラームーン、マーキュリー、マーズ、ジュピター、ヴィーナス…14~16歳
- セーラーウラヌス、ネプチューン…16~17歳
- セーラープルート…19~20歳
- セーラーサターン…12歳→8~9歳に転生
- セーラーちびムーン…(外見上)8~9歳
このように、最初に出てくるセーラー戦士の五人の年齢層と同年代の子ども達はセーラームーンを進め出来るかと思われます。
しかし、実際は彼女らより若い、小学生でも見られる番組です。
私は1985年生まれですが、1992年の放送開始時(幼稚園児でした)から見ていた人も多かったですし、私も2022年現在30代後半です。
私より年上の、1992年時点で、小学生~中高生だった人は現在40代ということになっているはずです。
2014年に開始した「セーラームーンクリスタル」で支持層が増えたと考えると本当に広く親しまれている作品です。
実際に、セーラームーンが大好きという大学生と出会ったことがあり、その人は2001年生まれですから、2022年、現在20歳前後の人にも親しまれている事になりますね。
つまり、リアルタイム視聴者は、30代後半~40代、クリスタル視聴者は、20歳前後ということになります。
それでは次に、セーラームーンをオススメできる、実際の子ども達の年齢層を検証していきましょう。
男女別、現実にセーラームーンをオススメできる年齢層は?
では、何歳くらいの子どもなら、「セーラームーン」を楽しめるのか?
男女別に考えていきます。
セーラームーンを楽しめる年齢層、女子編
「セーラームーン」がどの年齢層のお子さんにオススメできるか?
まず、女の子から考えていきましょう。
セーラームーン自体、やはり少女マンガですから、女子なら幅広く楽しめると思います。
女の子が戦って、成長していく物語ですからね。
女子の方が男子より共感できます。
私は1985年生まれですが、現に私の同級生の女性は、1992年の放送当初から「セーラームーン」シリーズを見ていました。
彼女は今でも、「セーラームーン」の話題には食いついてくるほどにマニアです。
このシリーズの初代が放送されたとき、幼稚園年長でしたから、女子なら幼稚園年長~小学校低学年でも充分楽しめると思います。
当時、「ドラゴンボール」も既に放送されていましたが、女性のキャラが戦うシーンはほとんどありませんでした。
だから、「セーラームーン」ほど女性のキャラが活躍する番組は珍しく、また主題歌「ムーンライト伝説」のインパクトも強く、流行ったものです。
深く見たいなら、初代のDVDから見てもいいでしょう。
女の子の視聴者の唯一の注意点
セーラームーンは、特に女子にはウケると思われますが、一つだけ注意点があります。
それは、初期の作品「セーラームーン無印」は敵キャラが結構怖いです。
個人的にですが、多分セーラームーン全体でトップクラスの不気味な敵キャラが最序盤の方に登場します。
だから、幼稚園児の女の子に見せるなら、その子が恐がりの場合、泣いてしまう可能性があるので、そこだけは注意して下さい。
場合によっては「セーラームーンR」から視聴でいいと思われます。
初代以外は、ほとんど怖い敵は出現しませんからね。
セーラームーンを楽しめる年齢層、男子編
では次に、男の子にセーラームーンがオススメできる年齢層を考えましょう。
男の子にも「セーラームーン」はオススメできますが、これは少し年齢層を選びます。
実際、私は幼稚園年長の時や小学生の頃は、放送されてましたが、少し恥ずかしくて見られませんでした。
当時は、セーラームーンのような女子向け番組を見ていると、クラスメイトからからかわれる文化があったので、興味があっても見られなかったのです(泣)。
「恥ずかしいからやめとこ…」
と思ったのが少しもったいなかったですね。
実際にセーラームーンは、大人になってから気になって見ました。
セーラームーンとタキシード仮面の恋愛の他、ネフライトと大阪なるの恋愛模様など切ない名シーンも多く、男性でも楽しめる作品です。
ですが、こういう男女の情緒というか、女子のキャラの微妙な心の動きが理解できるのは男性の場合、結構遅いので、男の子の場合、中学生になってからでいいと思います。
小学生の頃は、その子が恥ずかしくなければ男子でも楽しめますが、恥ずかしい子が多いと思います。
つまり、男子の場合は、恋愛模様を理解できるような年齢、つまり中学生以降、場合によっては大人になってからで充分だと思われます。
ただし、当然ながら、この作品に興味があれば、それ以下の年齢層でも行けますし、男の子が興味が無いというか、拒否反応を起こすようなら視聴はオススメできません。
セーラームーンを楽しめる人、楽しめない人
名作「セーラームーン」は、年齢層関係なく、やはり楽しめる人、楽しめない人もいます。
なぜか。
「セーラームーン」シリーズの特徴として、続き物なのですが、大体の話は、個別の回で完結して少しずつ物語が進んでいくという形を取っています。
つまり、他の作品でたとえると、「アンパンマン」のように「毎回バイキンマン(悪者)が現れて、最後にやっつける」話が大半を占めています。
話が核心に迫る回もあるのですが、いわゆる「日常回」が非常に多いのです。
この構成に飽きるような人はオススメできません。
逆に日常絵画多いと言うことは引き延ばしが多いのですが、たっぷり楽しめるし、個別のキャラクターの意外な面が掘り下げられるので、日常回の多さは無駄ではありません。
たとえば
- スマートな印象の強い天王はるかは、セーラーウラヌスになると、かなり冷徹な言動をする。
- 愛野美奈子は、いつも明るくてあっけらかんに見えて、恋愛を含めて割と繊細。
など、キャラの多面性が見られます。
「セーラームーン」はそういう細かい回も含め、じっくり味わう凝り性の人にこそ、ぜひ見て欲しいアニメです。
セーラームーンの年齢層、この作品をオススメできる年齢層、性格まとめ
では、最後にまとめてみましょう。
- メインの五人のセーラー戦士の年齢層…14~16歳
- 視聴者の年齢層は、30代後半~40代。クリスタル視聴者は20歳前後。
- 女の子は、「セーラームーン」は、幼稚園年長くらいから大人まで楽しめる。
- 男の子は、中学生くらいから女子の気持ちが分かり、楽しめる。興味があればそれ以下の年齢層でも可能。
- 日常回での描写の多さによるキャラの描写を楽しめるようなら、セーラームーンはオススメ。
2022年で30周年記念ですので、「セーラームーン」を視聴されてはいかがでしょうか?
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